ネットフリックスでなんか面白そうな映画がないか探してたら、つい見付けてしまったんで視聴してみました。

 

【昭和11年

 

東京中野の料亭「吉田屋」を舞台に、吉田屋の主人吉蔵(藤竜也)と阿部定(松田暎子)の二人が出会い、定が吉蔵に一目惚れする。

吉蔵も定に惹かれ、二人は吉田屋のそこここで密会を重ねる。

やがて関係が露見すると二人は料亭を出奔し、待合に入り浸り酒や芸者を呼びつつ、昼夜を問わず体を求め合い貪るように愛欲生活を送った。

二人の愛戯は次第に高まり、互いの首を締めて快感を高めることが日常化していた。

ある日、定が首を強く絞め過ぎ、吉蔵は窒息寸前に至る。

定の介抱も実らず、吉蔵は一旦、「吉田屋」に帰って養生すると定に伝える。

しかし、定は吉蔵を自分一人のものにするため、吉蔵を殺す決意をする】(Wikipediaより)

 

いま世の中にあるすべての恋愛映画が陳腐に思える程、狂おしくお互いを愛し合う映画です。

男女が付き合えばするでしょ。性行為くらい。それを真正面から受け止めて、映像化したって感じかな。

 

とにかく深く深く愛し合う。それは激しく。烈情がはじけて飛び散る、お互いを欲してそして受け入れる。そんな感情を描いているのではないのでしょうか。

 

主演の松田暎子さんはたぶん当時はまったくの新人女優さんだったのではないでしょうか。

演技というより、自然な感じでとても良かったです。

でも、藤竜也さんの演技がしっかりされているので作品になってるんでしょう。でないとただのAVですから。

AVではなく、映像作品として成り立たせているのは藤さんがしっかり『吉蔵』だからなんでしょう。

 

面白かったか、面白くなかったかで言えば・・

 

まぁポルノですから。

凄いものを見せて貰ったって感じかな。

夜にこっそり見て、興奮すればいいんじゃないかな。

 

ちなみにネットフリックスで視聴できる愛のコリーダは修正版です。モザイク有りです。

世の中には無修正版ってのがあって、挿入シーンもばっちり映ってるのもあるらしいです。(ちゃんと公式に発売されたやつです)

劇中の性行為はホントに行われていて、キチンと挿入されてるみたいです。

 

約50年前の作品なんで、時代、風景、慣習。今と全然違うので、そういう目線で視聴するのも面白いと思いますよ。

 

☆☆☆☆★  星4