その時、わたしは。夕方の高速から見えた富士山。会話の途切れた車内。これからどうしようかと、山と空を見ながら、考える。この先もこの人といるのだろうか。この先も同じ仕事してくのだろうか。この先、すぐ先、ずっと先。そもそも未来はそんなに時間があるのだろうか。