結婚する時、妻の身内に対し、私が活動家だという話をした人がいたそうだ。当の私は、その時期、スキーに夢中になり、ヨーロッパアルプスの山々で、憧れのバックカントリー滑走にエネルギーを注いでいた。事の真偽は別にして、噂や一度付いたレッテルで人生を左右する間違った扱いを受けることもある。世の中はかくも恐ろしきものなりの実体験でもあった。私にとっては、スポーツが、最も重要事項だった。そのため、早期退職までやってしまった。スキースクールでインストラクターをしながら、トップスキーヤーの技術に接した時、至上の喜びを感じたものだった。その後、黙々とトレーニングを積み、スキー滑走の技術を会得したと思っている今が、一番、充実しているようだ。




