いつも財源がないないと
国や政府がアナウンスを
しています。
参考までですが・・
多くの人が、社会保障等に
お金がかかると思い込んで
いますし、日本には財源が
もはやない…と思っている
人が数多くいるはずです。
消費税を社会保障に使う!
との名目で8→10%に税率が
上げられましたが、実際
社会保障に使われているのは、
上がった中の20%ほどです。
ちなみに消費税1%は、
だいたい2.5兆円です
そもそもそこから国の方向が
おかしいのです。
金がない!ばかり言う
けど私からすれば、
何言ってんの?
と思うことが多いんです。
今まで、うまく纏められなかった
のですが、友人の記述に解り易い
ものがあったので拝借しました。
あくまで一例
Aが鋼材を550円 (消費税額50円)
を払って買ってボルトを作る。
⬇️
そのボルトを「B工業」が770円
(消費税額70円)払って買い、ナット
を作ってセットにして販売する
⬇️
そのボルトとナットを「Cマシナリー」
が1,100円(消費税額100円)で買い、
それで自動車のドア部品を製造する。
⬇️
そのドア部品を T自動車は、
2,200円(消費税額200円)で買う。
⬇️
その部品を組んだ自動車を
製造して海外へ輸出する。
他国へ輸出されるものは
消費税はかかりません。
そう国が決めたからです。
消費税を払って買ったモノを
使って何かを生産し、それを
輸出すると、モノに対して
払った消費税が戻ってくる。
この場合「Cマシナリー」
に払った200円が
T自動車に還付される。
T社では、この消費税還付金が
年間で5兆円を越えるそうだ
このおかげかどうかは
解りませんが・・・
T自動車の利益率は10%以上、
そして利益で2兆円を稼ぎ出す。
ただしT社は、同じ車の同業者
N社と比べると、搾り取る分
フォローはしっかりしている
だって、N は合わんと思うと
す〜ぐ契約切っちゃうから…
T自動車の方が、まだ優しい
かもしれません。
消費税率を上げると
国内景気が悪くなる。
これは過去のデータを見れば
明らかです。
にも関わらず、経団連からは、
「消費税をもっと
上げてもいいよ〜!」
と言うのはこの制度だから。
輸出メインの企業が多いから、
消費税率が上がった方が会社
の利益は上がる仕組み!
だから経済連は消費税に
反対しないんだよね…。
多少の減税はあってもいいけど、
0はないなぁ〜と思います。
この仕組み、欧州では
『 VAT 』と呼ばれていて、
『影の補助金』
と言われています。
今回、T自動車の例を出しましたが、
解り易い例なので使いました。
T社を非難するわけではありません。
ちゃんとした制度を利用しているに
すぎないのだからです。
ゆえに、国民ばかり
税金を絞り取るの
ではなく、国会議員
の給与や政党交付金、
天下り団体とその
役員等々、税金を
取るべき場所は、
探せば意外とあるやろ〜
と感じています。
皆さんはどう思います??