平成30年1月、三週間近く続いていた高熱と治らない口内炎のため、夫はようやく総合病院に診察を受けに行きました。
仕事が忙しいという理由と、休日に二度ほど近くの個人病院と休日診療に行ってインフルエンザの検査などを受けたりしていたので、総合病院に行くのが遅くなってしまいました。
私も休みをもらって一緒に病院へ行きました。
主人と車中でした会話をよく覚えているのですが、私が「今日異常ありません、と言われても、良くなるまで少し仕事休んでよ」というと、主人はちょっとムッとした感じで「何で?仕事は休まないよ」と言うのです。39度の熱があっても、風邪の症状もないし、インフルエンザでもない、他人に移らないのであれば仕事に行くと言うので、私も閉口してしまいました。私は(無理矢理でも入院させてもらおう)と思っていました。
病院に着いて血液検査が終わるとすぐに呼ばれ、先生に白血病の疑いがあります、と言われました。いや、まず間違いなく白血病でしょう、と。
私も主人もかなり冷静でした。表面上は、ですが。
わかりました、と応え、詳しい検査と治療ができる病院を紹介していただき、すぐに向かいました。診察の後、検査が続く主人を病院に残して私は一旦帰宅しました。
すぐに入院しなくてはいけなかったため、主人の荷物を取りに行くため、と一人にならないと泣けないと思ったからです。
でもそのときは、主人は必ず治ると信じていました。
主人は、出不精でめんどくさがりの私とは違って、いつも元気で行動的で、なんというか…生命力があふれたタイプの人だったので46歳とまだ若かったですし、とにかく大変なことになった、とは思いましたが、きっと良くなると私は信じていました。
泣きたくなってしまったのは、その前の月、平成29年12月に叔父が倒れて意識不明となり、以前から入院中だった母、叔父、そして主人、三人の病人を抱えながら仕事…私にできるだろうか、という不安、なぜ今なの?どうして私なの?という自分本位な思いの涙だったように思います。
人生における大変なことって、どうしてこうも怒濤のごとく押し寄せてくるんでしょうか。
順番を守ったり、期間をあけたり、できないものでしょうか。
とにかくこうして主人の入院生活がはじまりました。