2023年
1月14日
昨年末から気になっていた本がありました。
土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」です。
昨年末、ユーチューブで土井善晴さんの動画をみた時に
紹介されていた本ですが、迷ったあげく買いました。
前書きには、
「この本は、お料理を作るのがたいへんと感じている人に読んでほしいのです」
と、書かれています。
書店で、この文章を見て、
「今の自分に必要だ」
と思い、買う決心をしました。
内容は、料理に対する考え方や思いなど、
哲学的なお話が書かれていますが、
読んでいて、なぜかほっとする「優しさ」を感じました。
色々考え、様々な経験をして、道を究めた末、
たどり着いたところが
「簡素」だった!
みたいな感じでしょうか。
(うまく言葉では表現できませんが…)
どのような世界でも、究極は「簡素」になるみたいです。
「日常の料理は簡単でいい」
「美味しくてもまずくてもそれでいい」
料理研究家の先生から、このように言われると、
気が楽になります。
そして、読んでいると、
人や自然、日本やその歴史をとても愛していらっしゃる事が、
感じられました。
明日からは、力を抜いておかずを作ろうかな…