2024年2月28日

 

先日、いつもの床屋さんへ行ったところ、

マスターの頭がやけにスッキリしていました。

 

そのマスター、後ろで束ねるほど髪を伸ばしていたのですが、

その日は短髪になっていました。

 

私としては今まで単純に

 

「仕事柄オシャレのために伸ばしている」

 

と思っていましたが、お話を聞いたところ、

そうではなく、言いにくそうに(照れがある)

 

「ヘアドネーションのため」だと言われました。

 

「ヘアドネーション?」

 

初めて聞いた言葉でしたが、説明を聞くと、

髪の毛を寄付する事で、主に髪を失った子供たちに

提供されるとの事でした。

 

そのマスター、ご自身が50代後半なので、

「こんな白髪で大丈夫か」

と、笑いながら話していました。

 

この「笑いながら」は、実は照れ隠しのようです。

 

若い頃はヤンチャだったと聞いているので、

ご自身が奉仕活動をすることに照れがあるのでしょう。

 

でも、寄付するために何年も髪を伸ばすなんて

なかなか出来る事ではないと思います。

 

堂々と話して下さい(笑)

 

そしてついでに長髪で大変だった事も話してくれました。

 

髪が長くなると絡まって毛玉が出来る

毛玉が出来ると切らないといけない

毎日痛くてもブラッシングは必要

等々、

女性の大変さがわかるとの事でした。

 

このお店

 

亡き妻も認知症の母もお世話になっています。

 

若い頃はヤンチャでも、心優しき紳士です。

 

いつもありがとうございます。