退院前日のこと、
とある助産師さんが病室を訪ねてきて質問されたの。

「ツマーマさんが粉ミルクを持ち込んでる理由はなんですか?」

って。

放射能の内部被爆が気になるからとお答えし、他のミルクとの比較や我が家の食事に対する考え方などもお話ししました。

でも、よくよくお話しを聞いてるとどうやら事の真意は違うところにある様子。

その助産師さんが担当してる赤ちゃんも小さく産まれた。
体重が日々10%づつ減少と非常に厳しい。
理由としては母乳量不足。
これを補うために粉ミルクを使いたいのだけどその赤ちゃんのママが使用に否定的。
ママ自身の否定する理由はパパが否定するから。
ママ自身には意見やこだわりなどはないとのこと。

どうしたらいいんだろう、
どう話せばいいんだろう、
助産師さんは赤ちゃんの身体を気遣い本当に悩まれてました。

粉ミルクの使用については、いろんな方の意見があるので私自身がそれに意見するつもりはありません。

なので、妹よりもっと小さく産まれた晴ちゃんのときの経験をふまえて自分の意見を話しました。

私自身も今後母乳量が増えていけば完母で育てたいと思っています。
でも、赤ちゃんの成長を考えて母乳が足らなければミルクを足します。
唯一のエネルギーである母乳やミルクがたらなければ赤ちゃんは生きるので精一杯。
エネルギーの消費を抑えるため眠るしかできなくなる。

いま優先すべきは何か?
守るべきは何か?

とてもシンプルなことよね。

赤ちゃんの気持ちになって考えたらいい?

たぶんね、このままだと、その赤ちゃんは低血糖で点滴になっちゃうんだよね。
我が子のほそい腕に点滴の針が刺さるのなんてみたくないわなぁ。
ほんと、代わってあげたいくらい痛々しいものよ。

今回の場合は、赤ちゃんのパパとママが決めることだけど、願うならばママが「自分はこうしたい!」って意見をもって旦那さんと話し合えるようになったらいいいなぁ。