メキシコシティ編の最終章です!

 

こちらも、メキシコシティに行ったら

絶対に行ってみたかった場所です。

 

チャプルテペック公園内にあるんですが

Museo de Cárcamo de Doloresと言う場所です。

 

一体どう言う博物館かと言いますと、

メキシコシティに水を送るための水門がある場所なんです。

 

1941年に水門と貯水タンクが作られ

その時に、メキシコが誇る芸術家であるディエゴ・リベラ氏に

壁画と、モニュメントの依頼があったそうです。

 

全体像はこちらのビデオを見ていただくとわかると思います。

 

何せ、水がトンネルと水門のところに描かれている

ディエゴ・リベラの壁画が、最高です!

生命の起源から、人間の営みまで、全てが網羅された

素晴らしい絵画です。

 

建物全体はこのようになっています。

ドームのような建物の内部に、水門とディエゴ・リベラの壁画があります。

 

そして、ドームの手前にはトラロックのモニュメントが・・・

両手を広げたトラロックも

ディエゴ・リベラの作品です。

 

こちらがドームの中にある水門と

ディエゴ・リベラによる壁画です。

こちら側から見ると、壁面に女性が描かれています。

 

こちらから見ると、男性の絵が見えます

 

トンネルの内部にも絵が・・・

手で水を救ったようになっているのが素敵ですね。

 

1941年に作られてから、1990年までの間

ここに水が流れていたのですが

壁画の劣化が見られたため、

1990年から数年かけて、

水の迂回路が作られ、

ここに水が流れることは無くなりました。

 

そして壁画は修復され、現在は博物館として

一般公開されています。

入場料は36ペソで

開館時間は昼の12時から午後3時までと、

大変短くなっていました。

(もしかしたら一時的なものだったかも?)

 

そして、

この水門のある部屋で特筆すべきことは

水流を使った音源です!

 

水流と空気の流れなどを使って

それをコンピュータで解析し、

この赤丸で囲ったパイプを鳴らす・・というシステムらしいのですが

現在は、水が流れていないため

録音されたものがBGMとして使われています。

 

 

音を見つけたので、聞いてみてください!

なんとも言えない、心地よい音なんです。瞑想したくなるような・・・

camara lambdoma from Ariel Guzik on Vimeo.

 

というわけで、一見の価値がある

素晴らしい場所でした!

メキシコシティに行かれる方は

是非是非行ってみてください!