このブログでも何度もお伝えしている

マヤ鉄道(Tren Maya)ですが

いよいよ、2023年(今年)の7月から試運転が始まるらしいです。

 

こちらは英語でのマヤ鉄道の案内になります。

 

以前にもご紹介した通り、ルートはこのような感じで

ユカタン半島をぐるっと一回りします。

 

 

この鉄道は、現在のメキシコ大統領、AMLO(アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール)によって発表され

様々な反対を押し切って、2020年から建設が始まりました。

そして、今年2023年に、とうとう開業すると言うわけです。

 

全ルートを合わせると、全長1500KMとなる巨大プロジェクトで

チアパス州、タバスコ州、カンペチェ州、ユカタン州、キンタナ ロー州の 40 の自治体と 

181 の町を通過します。

そして、鉄道は7つのセクションに分けられていて

(日本で言うとJR東海、東日本みたいな感じ?)

これらの 7 つの区間には、21 の主要駅と 14 の停留所 ができるそうです。

 

マヤ鉄道は、ディーゼル電気鉄道だそうで

人を乗せる電車の最高速度は160kmで貨物は100kmで設計されているらしいです。

 

想定されている車両数は217車両で、

それが42本編成となって、ユカタン半島内をぐるぐると周遊するそうです。

 

そのうちの31本は、ローカルの人が利用する普通の鉄道サービスに利用され、

8本は特別な観光列車になり、3本は、長距離を走る予定だそうです。

長距離用の車両には、食堂車や寝台車が使われるんだそうで・・・

 

普通車両には立ち乗りの部分や、グリーン車っぽい椅子席が作られるそうですが

寝台車には、シャワーもついた高級キャビンも用意されるそうです。

 

こちらが見本となっている食堂車の様子

マヤ鉄道の車内風景

観光客用の長距離列車といえば、

ペルーのオリエント急行が有名ですが・・・

そう言う感じになるんですかね・・・

 

 

めちゃくちゃ豪華な

クスコープーノーアレキーパへと旅する3日間の列車の旅は

こちらでお楽しみください。

 

 

ちなみに、

マヤ鉄道の料金は全く公開されていませんが、

ローカル料金と外国人(観光客)料金は分かれるようです。

例えば、ローカルの場合1区間が50ペソ(350円ぐらい)ぐらいと想定されていますが

観光客の場合は、カンクンとプラヤデルカルメンの間の乗車券が、800ー1000ペソ(5600円から7000円)ぐらいになるかもしれないと言われています。

カンクンとプラヤデルカルメンの間は60kmぐらいの距離で、

バスだと1時間程度ですから、

その値段だったら、バスのほうが全然安いかも・・・・・・笑

 

そもそも、どのぐらいの頻度でこの列車が走るのか

それも気になるところですよね・・・
バス以上の頻度で

走ってくれるならいいですけど

そうはならなそうな感じが・・・笑

 

マヤ鉄道路線図

 

詳しくご覧になりたい方は

 

こちらの英語サイトをみてください!