メキシコ人にとってトルティーヤとは

日本人にとっての白米だと思います。

 

どんなお料理にもついてくるのが

トルティーヤです。

 

普通は、トルティーヤ屋さんで買ってきますが

当然ですが自宅で焼くことも可能です。

 

自宅で焼くときは

マサという生地を買ってくるか、

Masecaというトルティーヤ用の粉を使うか

どちらかになります。

 

今回は、Masecaを使った方法をご紹介します。

 

こちらがメキシコでよく手に入る

トルティーヤを作るための粉「Maseca」です。

 

日本で売っているコーンフラワーとは全く違いますので

日本でとうもろこしのトルティーヤを作る場合は

必ず、この粉をお買い求めください。

普通のコーンフラワーではトルティーヤはできません!

 

なぜかというと、ニシュタマリサシオンをしていないからです。

普通のコーンフラワーと、トルティーヤ専用の粉の違いについては

詳しくは昔の記事をご覧ください

 

で・・・

Masecaを使って

一人分のトルティーヤを作るには、

30gの粉に40gの水が必要です。

 

 

ヘラで、水と粉をよく混ぜます。

 

まとまったら、手に取ってよく揉みます。

2分ぐらい揉むと、馴染んでツルツルの生地になります。

 

私の場合、これを2つに分けて(1玉33gぐらい)、

タコス用の小さなトルティーヤを2枚焼きます。

 

手で伸ばすのもいいですが

簡単なのは、このTortilladora(トルティヤドーラ)を使うことです。

 

これを使う時のコツは、ビニール袋を切ったもの(日本だったらラップでも良い)を

使うことです。

 

Tortilladoraを開き、

台に合わせてカットしたビニール袋を載せます。

 

その上に、33gに丸めた生地をのせ

さらにビニール袋をカットしたものを載せます(もちろんラップでもOK)

 

そして生地を上下の板で挟んで、棒をぐっと押して、平べったくします。

 

綺麗に丸くなりました♪

 

これをコマルというメキシコ特有の鉄板で焼きます。

コマルは、縁のないフライパンという感じでしょうか?笑

 

両面がいい感じで焼けたら完成です!

 

 

今回は、チャヤという

ユカタンのハーブを使った卵焼きを

トルティーヤの上に乗せることにします。

 

庭に生えているチャヤの木から、

葉っぱをもいできました!

 

自家製のトルティーヤの上に

チャヤ入りのオムレツを乗せて

タコスの出来上がり!

 

トルティーヤ専門店で焼いてもらった

トルティーヤも美味しいですけど

基本的に、トルティーヤ専門店のものは

大きさがタコス用ではなく、かなり大きめなので

自分で作ると、大きさを調整できて便利!


 

借りてきた画像ですが

トルティーヤにはこのように大きさのバリエーションがあって

タコスに使うのは直径12センチ以下のものです。

 

トルティーヤ専門店や、

スーパーマーケットで販売されているトルティーヤは、

直径14センチとか15センチのもので。

 

これは、タコスにするというよりは、

ちょこちょことちぎって、

おかずを包んだり、ソースをつけたりして

あたかも付け合わせのパンみたいに食べるためのものです。

 

大きさによって

使い方が違うのも面白いですよね!!

 

日本では小麦粉のトルティーヤが

一般的かと思いますが

やはり、とうもろこしのトルティーヤを

試していただきたいです!