先日

大豆を購入した時に

イエロースピリットピー(黄インゲン)が

大量に混入していたわけですが・・・

 

 

 

 

 

 

いくら私が食べないとはいえ

流石に捨てるのは勿体無いので

お友達にあげようと思って

 

南インド料理の定番スープ、

サンバールを作ることにしました。

 

サンバールというのは、

南インドでは、味噌汁みたいな感覚の

スープだと認識しています。

 

ベースは、ダールという黄色インゲン(黄豆 or イエロースプリットピー)ですが

それに、大根とかナスなど

いろんな野菜を組み合わせます。

 

南インド料理はベジタリアンが多いので

肉の出汁は一切入らず、

野菜の旨味だけで飲ませるスープです。

 

そして、味に深みを出してくれるのが

「テンパリング」と呼ばれる

「スパイス炒め」です。

 

オイルとホールスパイス(粉になっていないスパイス)を

フライパンに入れて

香りが出るまで、炒めます。

炒めるっていうか、揚げる?という感じでしょうかね?

オイルにスパイスの香りや味を移すんですね。

 

焦げないようにするのがとても大切です!

(焦げた匂いになってしまうので・・・)

 

南インド料理のテンパリングでよく使われるのが

マスタードシードとクミン、

そしてカレーリーフです。

 

ただ、トゥルムではカレーリーフは手に入らないので

それは抜きで・・・笑

 

こんな感じで油でスパイスを熱します。

 

マスタードシードやクミンが

パチパチと弾けて、いい香りが出てきたらOK!

 

出来上がったサンバールの鍋に

これをぶちこみます!

(急に熱い油が水分の中に入るので

ジューっという音がします)

 

完成したサンバールはこちら。

トゥルムには大根は売ってないので

ナスに加えて、ブロッコリーなどを入れてみました♪

 

友人にとても喜んでもらえました♪

 

和食にも、南から北まで

いろんなバリエーションがありますが

インド料理も、地方ごとに本当にたくさんのバリエーションがあります。

 

日本で「インドカレー」というと

乳製品やナッツをいっぱい使った

クリーミーなカレーにナンの組み合わせが

有名ですが

これは基本的には北インド料理になります。

 

南インドでは、

乳製品の代わりに、ココナッツミルクを使いますし

小麦粉で作るパンの代わりに、米を主に食べる印象です。

やはり気候が違いますから

採れる作物も違うわけで、

味付けから何から、全然違いますよね!

 

私はどちらのインド料理も大好きですが

今は、緩やか低糖質生活を続けているので

豆が入ったものは食べられません・・・

 

目標体重までいったら、

糖質を使うお料理も、

少しずつ増やしていこうと思います!

 

 

ちなみに、インド料理の師匠(メキシコ人のシタール奏者)に

教えてもらった南インド料理最強の料理系Youtuberは

このジータさん

 

正直、こんなスパイス手に入らないよ〜っていうのの

オンパレードで、

しかも、この癖の強いインド風英語に

耳を鳴らすのが大変ですが

とっても参考になります!

材料がなくて作れなくても、見てるだけで楽しい!!

 

ぜひ、奥深い南インド料理の世界に

足を踏み入れてみてください。

 

ちなみに、ここで紹介されている「ヒング」は

なんでも美味しくなっちゃう魔法のスパイスですが

めっちゃ臭いので要注意です!

 

日本でヒングを使っていた頃は(トゥルムでは買えない・・・)

容器をラップとアルミホイルでぐるぐるまきにして

冷蔵庫保管してました。

じゃないと、冷蔵庫の中、全部臭くなります!

だけど、南インド料理には、必需品なんですよね〜