昨日まで岡山シティミュージアムで開催されていた深堀隆介展に駆け込みで行ってきました🐢💨💨💨
植樹祭で天皇さんが来るとかで岡山駅周辺は制服&私服の警察官だらけ😮💨
みんなこっちの展覧会観て和めばいいのにね🥹
深堀さんは愛知県立芸大で美術を学びアーティストを目指したんだけど制作に行き詰まってた時、部屋で飼ってた1匹の金魚が目に留まったそうです
そこで天啓を受け創り出したのが透明樹脂にアクリルで金魚を立体的に描く技法
樹脂を流して固めて描き、また樹脂を流して描きを繰り返して何十層も重ね、氷の中に瞬間冷凍されたような生き生きとした姿を留めることができるようになりました😍
金魚を描く以前から立体的な表現に関心があったみたいです
蝶番で動かせるようになってますね
金魚を描き始めた最初の頃はこういった文鎮型の作品だったようです
琥珀に閉じ込められた昆虫と同じような感じがありますね
樹脂板を側面から見ると層になって描いているのが分かりますが、それが嫌になって桶や酒の升の中に樹脂を流し込むようになったそうです
これなら層を重ねて描いてるのが分かりません
2Dでも3Dでもない「2・5Dペインティング」と呼ばれてるそうです
夏のたらいのイメージでしょうか
水の泡までつくってあってリアルです🫧 ͛.*
ここまで来ると樹脂層をどれくらい重ねてあるのか見当もつきません😳✨
もはや桶や升に入れる必要もないほど高いレベルになったということでしょうか🫢
こちらは2・5Dではなく2Dです
影の位置や濃淡の変化を緻密に計算して立体的に見せてるんですね🧐
2Dを立体的に見せるにはどの角度から照明を当てるのかも重要です
展示のディスプレイはかなりこだわってるんじゃないかな🤔
でも根本には金魚に対する愛着と深い興味があるんだと思います
七色の鱗だけをクローズアップしたような絵画もありました
生きてる金魚をいろんな水槽で泳がせて凝った照明を当てるアートアクアリウムも一時期流行りましたね
僕も何度か観に行きました
どうしても会期中に金魚がたくさん死んでしまうので批判もあり、現在は銀座三越に常設館があるだけかな🥲
でも金魚は世界的に人気があり、希少種には数十万円、数百万円の値がつくようです
僕は投機的なものには興味がありませんが、なぜ人が金魚に魅せられるのかは面白いと思います
グッズもたくさんあって人気でした
お近くで展覧会があればぜひどうぞ🤗