ラーサーの隣には

遂にこの男と対峙します

王家にふさわしい出迎えが遅れた非礼を詫びよう

ひとつお尋ねしたい

亡国の復讐者か?

少し目を伏せたアーシェ

どちらでもないわ

 

私は私――

そんな女に国は背負えんな

ダルマスカはあきらめたまえ

 

見ておけ ラーサー

君主たる者として

力なき身の苦しみを胸に刻め

僕は―― 私は!

本当に初めから誠実で立派ですわ!

このやり取りを

見ていた男

早く早く!

このまま戦闘に入ります

ヴェインさん

まさかの徒手空拳!

(まぁ負ける訳はないですがね!)

決着するや駆け寄るラーサー

しかし何かに阻まれます

倒れたヴェインは

禍々しい気を放ちながら

立ち上がります

たじろぎながらも

もう分かりますね

(いやあの)

(完全に北斗の拳!)

様子を窺っていた事は分かっており

しかしガブラスは

それぞれの信念に従うのみ

共闘です!

(これは幽遊白書より武威!)

神々が操る歴史を終わらせ

人間の魂を解き放って――

われらが求めた自由を掴む!

戦闘に勝利すると

一矢報いたガブラス

駆け寄るバッシュ

そこへ追い打ちをかけようとしますが

ラーサーが無力化

一瞬の隙

ガブラスの剣で斬りかかるヴァン

それもヴェーネスが阻みます

逃げるヴェインを追い掛けます

ラーサーを気に掛けるパンネロ

なあ バッシュ

悪くない主だろう?

 

――ああ

止まっている場合ではありません

追い付いたヴァン

どうやら私は 覇王になりそこねた

とうにかなえられた

世界はもはや 不滅なる者を必要としない

共に行こう

シドが待っている

進みながら朽ちていく

そう思われたヴェインは

周囲を破壊しながら

その残骸を身に纏っていきます

(格好良ぇぇええ~!!)

不滅なるもの…

大迫力の攻撃でしたが決着

遂に勝利を手にしました