突如として命を奪われたベンケイ

ヨシツネの記憶

シンが何者かを倒します

傍らにはヨシツネとベンケイが

お前達 人ではないな…

アーケディアへと移送される途中だったんです

立ち上がりシンに見せたものは

左が僕のドライバー

はい 僕はヨシツネ

僕らのドライバーは兄妹でした

そいつらはそいつら アタシらはアタシら

何の関係もないっつーの

僕らは…繋がっている

二人の話を聞きシンが問い掛けます

二人をどう思っての質問なのか

…わかりません

でも 何もないより…いい

彼女のために…

妹を失ったヨシツネ

シンが制止しようとしますが

マルベーニに捕まってしまいます

気に入らんな そうやって私を見下す

人間(わたし)がいなければ

存在すら許されないブレイドごときが

ニアの剣を受け取りレックスが応戦します

ヨシツネを離せ

メレフを始め

仲間達も同様です

メレフに向けられた攻撃をハナが弾きます

ハナよそ見してる暇ないも

今度はハナに向けられた攻撃をサイカが

総力戦です

思い通りに事が運ばないマルベーニ

度し難いな 人間がなぜブレイドに肩入れする

これはな

この世界で生きる仲間同士当たり前のことや

こんなものがかぁ

コアを奪われたヨシツネ

あ、案外…痛いものですね…ブレイドの…

先の記憶の続き

シンが更に問い掛けます

二人に手を差し伸べたのです

ヨシツネの最期となりました

怒りの矛先を向けるシン

レックスがシンを守ります

俺だってこの身体にはお前達と同じ…

人間もブレイドもありません

シンが初めて名前を呼びます

全てを背負い戦います

ヒカリ

ニアにビャッコ

メレフ カグツチ トラ ハナ ジーク サイカ

これが最後の戦いとなるのか

止まらないマルベーニ

一体どうするというのか

世界樹の柱に同化し自滅を謀ります

な なんて奴や

あんだけのダメージをくろうてもまだ…

狙われるシンをヒカリが庇います

ヒカリ…お前は

あなたのコアまで奪われたら

勝てる戦いも勝てなくなるじゃない

脳裏を過ります

執拗にシンを狙うマルベーニ

今度はシンがレックス達を守り

仲間にレックス達を託します

駆け寄ったニアはシンに聞きます

悪くなかったろう?

シンは分かっていたのかもしれません

ニアにはレックスが必要だと

ブレイドにはドライバーが必要だと

あいつは探している 自分というものを…

ひとりでマルベーニと対峙するシン

ずっと戦い続けてきたシン

ブレイドとは 自分とは何だったのか

生命の理由

役目だと

マルベーニの攻撃を受け止め

消し去り

シンの攻撃がマルベーニに届きます

神よ

あなたの望み通り 私は生きた

ジークとマルベーニの記憶

野盗か?

そうゆうんは高う売れるんやわ

変わらんな 昔から

…皆が皆やないやろ?

ほんなら何で保護しとんのや?

ほっといたらええ

人がどういう存在であるかを忘れないための

ジークを必死に助けようとするサイカに

母の姿を重ねたのです

あれも…

マルベーニも分かっていたのかもしれません

皆が皆そうではない ということに

ジークだけが知っている姿でした

マルベーニの最期

目指した場所

そしてシン

役目を終え

満足そうな顔をしていました

コアには還りません

氷の結晶のように散っていきました

シンが最期にみたものは

この街は物乞いを野放しにしてんのか?

ドライバーはどうした?

そこら辺で飲んだくれてる…ってんでもなさそうだが

シンの眼を見たメツは

手を差し出したのでした

シンがヨシツネとベンケイに差し出した手

シンは差し伸べてもらった手を他の誰かに

届けてあげたかったのかもしれません

メツがシンと出会った日の雨…或いは沢山の人やブレイドの心に降った雨のことかもしれません。残るは神に会いメツを止めることのみです!