メツ達は神を目前に

立ち止まるシン

扉を振り返ります

あ?何か言ったか?

シンの発言の意味が分からないメツ

そんなこともあったな…

…小僧をか?

待て と言ったのは

(悲しい、寂しい眼をしています)

見ているよ

(お前”達”と…)

理解し合った二人

シンを抱き

メツは何かを囁きました

蘇る記憶

二人を訪ねて来た人は

ブレイドには以前のドライバーの記憶はありません

そうじゃろ?ほら近衛軍の

その長剣を背負った姿に憧れたもんじゃ

そうじゃ

以前のシンが暮らしていた家

写真の中には自分の姿が

そして見つけた、日記…

だが 終わりを告げるのはそれだけではない

それは私の終わりをも告げている

再び目覚めの時を待つだろう

これまで幾千の夜をそうしてきた様に

そうして目覚めた私は以前の私なのだろうか

神と呼ばれる者が本当に存在するなら

私は問いたい 私は何者なのか

願わくば この日記が”君”の手に渡ることを願う

シンもカグツチのように日記をつけていたのです

その日記の最後に綴られていた事…

ここでラウラもやって来ます

90年くらい経ってるって聞いたけど…

咄嗟に日記を隠してしまったシン

日記に綴られていた事…

知られたくなかった

いえ、考えたくもなかったのでしょう

ラウラの姿は消え

レックス達が辿り着きます

対峙するのは何度目か

皆はすぐ様子に気付きます

あいつなら先に行ったよ

お前達を待っていた

今までのシンとは少し違います

見たくなったのさ

世界に意志というものがあるのなら

お前達とメツ どちらを選ぶのかを

それだけならここで戦う理由がありません

どうして?

そうして立っていることもやっとのはず

流石だな ヒカリ

その身が滅ぶことになっても?

覚悟…始めから分かっていたのでしょう

言葉ではありません

一戦交えるしかないようやな ボン

レックス達も承知の上

戦闘に勝利すると

対抗すべくヒカリはプネウマの姿に

素晴らしいな

楽園に行くためだ

人に開放するのか?

当たり前のことを聞くな

結果は見えているんだぞ

人は楽園をモルスの様に

オレがそんなことはさせない

誰かがそれを止める そのために…

このレックスの言葉で何かに気付いたシン

動揺しているような 安心したような

刃を交える必要はなくなりました

自分達が何の為に存在するのか

その意味に気付いたのかもしれません

そうだよ 人間は死んだらそれまでだ

あんたらブレイドだってそれは同じだろ?

そうやってこれまで生きてきたんだろ?

だったら 同じじゃないか

別の誰かと

一緒に受け継いで

新しい自分として生きていく

ブレイドはやがて巨神獣(アルス)になって

そして多くの新しいブレイドを生んだり

すごいよ

更に心を動かされたシン

オレ聞いてみたいんだ 神様に

ホムラやヒカリやあんた…

いや 何となくはわかってるんだ

答え合わせ…

しかしここでシンが手をつきます

同時に現れたヨシツネとベンケイ

よせ ベンケイ

俺達はここまでだ 無駄は何一つない

シンの言葉の意味を直ぐに悟ったヨシツネとベンケイ

な、何?

あ、ああ…応急手当でよければ…

先に戻ってシンの治療の準備をする

相槌を打ったその時

何者かにコアクリスタルを取り除かれたベンケイ

その正体は

なんとマルベーニ

鎧のようなものを纏い

コアクリスタルのような光を放っています

全く状況が分からないレックス達

ブレイドが 神がこの世界に遣わした者なら

それは私のため より強く より革新的な

類い稀な情報を宿したコア

その結果がここにある

まさか全てのブレイドからコアを

そのための洗礼か…

何を言っている?

あんたなんかに決められたないわ

妄想ではない 天の聖杯の力を忘れたか?

生きるに値しない存在を消し去る力が

天の聖杯にはあるではないか

ホムラやヒカリはそんなんじゃない

メツがなぜあそこまで世界樹の消滅にこだわるのか

あなたの影響を受けてメツは…

アルストの世界を旅してきたのだろう?

モルスの地を見てきたのだろう?

変わっていないのはあんただ

変わろうとした人達…変えることが出来た人達です

この男が諸悪の根源だったのでしょうか

変われば 全てが消える

私が消えてしまう

それに耐えられる者などいはしない

ジークとマルベーニの会話が思い出されます。完全に暴走してしまったマルベーニをレックス達は止めることが出来るのか。