然にぎやかじゃない。


もうすぐバレンタインデーだというのに、町が普通過ぎるのだ。

日本のバレンタインデーの時期というのは、町の中がピンクや赤色に染まってるのかと錯覚するほど、ハートの飾りで店や町が埋め尽くされている。


バレンタインのための、手作りお菓子コーナーが特設され、かわいいラッピングや簡単に出来るクッキーやマフィンやケーキの材料が販売される。


そんななので、バレンタインという欧米の文化であるイベントの時期、メキシコではさぞにぎやかになるのだろうと考えていたら全然だ。

私の気分は1月中旬頃からそわそわし始め、町にバレンタイン色が出てくるのを今日か今日かと待ちわびていた。


そうしたらどうだ。

今日はもう2月11日じゃないか。


日本だと、職場の人たちには可もなく不可もなくなチョコをあげる。

本命には一番素敵なものを。もしくは手作りを・・・


などなど、女の子はうまくカテゴリー分けしてチョコを配る。


しかし、ここメキシコではそんな習慣は全くもってなかったのだ。

まだにぎわわないね?チョコとかいつ売り出すの?

そんな、メキシコ人にとって意味不明な質問を堂々とした私に、相手は不可解な顔をしながら答えた。

「ここメキシコでは、amistadの日だよ。」と。

そしてさらには、ホワイトデーなんか知らない、と衝撃の一言。


そう。バレンタインもホワイトデーも、お菓子会社のうまい戦略だったわけだ。

それを知らずにホイホイ毎年バレンタインにほどよく消費していた私は、良い消費者だったわけだ。

日本てイベントにのせるのうまいなーと実感。


そして、欧米の文化イベントを取り入れても独自に日本化させていく。

つまり、日本のバレンタインデーは、欧米でいうSt. Valentineの日ではなく、もう立派な日本の文化イベントの日であったのだ。


同じようで違う意味を持つ同じ2月14日。

子どもの学校でも何かイベントをするらしくって何をして帰ってくるのか楽しみだ。

だけど、持ち物がクマのぬいぐるみなんだけど・・・。50ペソ以下の安いものでいいって言われてるけど、何に使うのかな??

カウンター by  HomePage Counter