民局へ行った。

相変わらず混み合っていたし、私を含め、いろんな国籍の人もいっぱいいた。


「お役所なので、対応も良くないこともあるし、待たされるし」と事前に言われてたので、日本と同じだな、と思いながら向かった。


ビザをもらうとき、CURPという番号をもらいたかったので、申請書を提出する時点で窓口の人に移民局でもらえるものなのか聞いていた。


ちなみに私の窓口の人は、若々しい美人でやさしい感じのお姉さんだった。


それで、CURPのことを言うと、「欲しいのね?発行できるわよ」と言われ、その窓口の人も、私が渡した申請書類の上に、私がCURPを欲しがっているという覚書のため、自ら「CURP」とメモをしていた。


指定された日に再度行った。

窓口には同じお姉さん。

渡されたビザには・・・・CURP欄は空欄できた。

なので、再度CURPのことを言うと、


「私は渡された書類の記録した登録できないけど?」


と・・・。

おいおいウソだろ、、、と思って、「ここで登録できるって言ってたじゃないですか・・・」って言ったら、困り顔。

こっちも困るよ。


そしたら、ふとお姉さんが持ってる書類が目に入った。

そうだ!この人、自分で「CURP」ってメモしてた!と思って、言ってみる。


「・・・そ、そこに・・・そこにあなたが<CURP>ってメモしてますよ・・・・?」と。


そうすると、お姉さんは「しまった!」みたいな顔になって、フーッてため息をついてから、

「もう一回呼ぶから、また座ってちょっと待ってて」と言った。


やっぱりだめなのかなーとか思いながらまた何十分も待っていたら、名前が呼ばれた。


今度はちゃんとCURPが書いてあった。


メキシコ人は、出来る出来ると言いながら実は出来ないということが多々あるので、最近はそういうことももう信じすぎないようになっていた。

なので、今回のCURPは運が良かったなぁと、実感。


でもきっと・・・・。お姉さんがメモしてなかったら、「出来ない。出来るなんて言ってない」で終わってたと思う・・・。

真面目なお姉さんだったのでメモしてくれてて助かった。

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