去年までメキシコに留学していた友人のお薦めで、Fundación Japónの図書館に行ってきた。
場所は、メトロ・ポランコ駅から徒歩10分~15分ほど。
駅を出て、アルキメデス通りを車の進行方向と同じ方向に歩き、Ejercito nacionalという大きい通りにぶつかったら(ケンタッキーが見えたら)右に曲がってまっすぐ歩く。
Lamartine、 Emerson、 Hegel という3本の通りを過ぎたら右側にいろんなオフィスが入っているビルの広い入り口があるので、そこから入る。
身分証を渡して入館証を受け取り、2階へ。
ちなみにエレベーターの中にはボタンがない。
こんな感じでエレベターを待つときに押すボタンがすでに行きたい階を押すボタンになっている。
行きは「2」を。帰りは、「0」を押して待つ。(階段でもすぐだけど。。)
図書館のカードを作るためには、パスポートのコピー1枚と写真2枚が必要。
写真は、1枚はカード用、もう1枚は図書館に保存するファイル用に貼られる。
パスポートのコピーは図書館でコピーして、持参したコピーは返却してくれる。
私はそこで、とっても貴重な本に出会った。
「落ち穂ひろい」 著者:清水憲男
この本は、1991年に発行された古いものだが、様々なスペイン語の言い回しが収められている。
「たしかにこれってどう言うの?」というものがもりだくさんだ。
「なるほどぉ~~~~」とつい声を上げてしまいそうになる。
ここは風通しがいいね。
あなた、男らしくないね。
こう見えても料理が得意なんです。
など、直接日本語をスペイン語に訳すだけじゃどうしても意味がつながらない、けど意外と日常で使いそうな表現が示されている。
欲しいな欲しいなーと思って、アマゾンで調べたところ、現在は中古品のみの販売で、しかも見事にどれもが定価以上!!!
定価は1300円だが、アマゾンでは2800円~4800円で売られている。
それだけ貴重な本なのだろう。
メキシコにいると、いろんなスペイン語の検定が受けられる。
西検とDELEは有名どころだが、UNAMのCEPE主催のCELA、EPLE、そして昨年から新しくメキシコの基準で出来た試験ECELE。
あれもこれも・・・というのは大変だけど、1つの試験だけでも、自分に必要だと思う能力が確かめられる検定を定期的に受けていくことで以前と今の伸びを確認することができそうだ。
とりあえず私は『落ち穂ひろい』を借りている間は思う存分読ませて頂きます