色という意味が、アマリージョ。


アマリージョという言葉、そしてアマリージョのその建物を見ると、思い出さずにはいられない思い出がある。


その建物が、偶然にも今の家から見えるのをつい最近知った。



4年前、メキシコ国立自治大学の、Centro de Enseñanza para Extranjeros 通称CEPE(セペ)に通っていた。


私はそのコースが始まるまで、グアナファトという町にある、アカデミアファルコンという学校で勉強していた。

そこで初日に知り合った韓国人の女の子Jと、誰よりも仲良くなった。


正直、外国大好き!と外国文化に憧れ興味を持っていた私だったが、言葉が100%通じない日本人以外と、心のそこから親しくなり互いに支えあうような関係に私がなれるとは思っていなかった。

たぶん、スペイン語どうこうよりも、そういう、国籍が違くても理解し合い、互いの意見を話し合ったり、理解し合あったり、考えが違うことをお互いに伝え合ったり・・・そういうのは、言葉の問題じゃなくて、心、意識、そうしようという前向きな姿勢次第だということを体験したことが、私が得たことなのではないかと

思う。


そんなJとの思い出が、アマリージョという単語でひょいっと出てくる。


あの時メキシコに来たこと、Jと出会ったこと、そして今日ここにいることって、うっすらとつながってたのかなぁと、複雑に思う。

カウンター by  HomePage Counter