人間、身体が弱っていると

心も弱るというのは本当だね。






持ってきて欲しい荷物を

長男に頼んだんだけど、


電話口で面倒くさそうだし、

欲しいものをピンポイントで言わないと

気付かないし、

説明しても上手く伝わらない。

上から三段目、右奥のピンクのハンカチ……
と言っても見つけられない






父も父で、

荷物を持ってきてくれるはずが


先にコーヒー飲みに行っちゃって、

全然来てくれないし

行きつけの喫茶店が、午前中パン食べ放題のせい










こんな時、

お母さんさえ居てくれたら……






何も言わなくても、

私のために

全部揃えて持ってきてくれるのに……   と

思ったら悲しくなって

涙がこぼれました。







別に大したことじゃない。

荷物を持ってきて欲しいっていう、

ただそれだけのこと。




しかも

あんなに嫌で母から逃げ回っていたのに


こんな時ばかり懐かしがる自分が 

情けなくも思った……。







潔癖症と心配症と過干渉と、

異常な向上心と周りへの気遣いの塊だった母ですが……  


そういった部分が嫌だっただけで

やっぱり母を愛していたし、

愛されている自覚があると感じました












何をどう解釈しようと、私の勝手だもの



時間が経てば

綺麗な思い出だけが残るし、


いいとこだけ思い出して、

お母さんさえ居てくれたら……  と

泣くのも悪くない気がした。





自分に都合良く

思い出を編集するのは、

生きている人間の特権だよね    (*´ェ`*)







母のことだけでなく、

自分の経験も人生も、



良い思い出、影響だけ、

受け取っていこうと思いました








私の母親になってくれたことを感謝しています