なぜ、できる人は稼げないのか? | 売上10倍事業戦略@実行中

なぜ、できる人は稼げないのか?


Photo by State Library of New South Wales collection

こんにちは。外間です。

クライアントとの雑談から出てきた話題です。

「インターネットで、稼ぐには、
いろいろなことをしないといけないですよね」

と、クライアントの方が言うのです。

「ホームページを作れないといけないし、
ブログ記事も書かないといけないし、
Twitter?、Facebook?
いろいろとやらないとけいなですよね」

事実は、逆です。

その人が、最も価値を生むことだけに集中すると
最も、稼ぐことができます。

例えば、コーチはコーチングに集中して、
ブログやHPのデザインはデザイナーを、
マーケティングはマーケティング専門の人を
雇うのが、一番、稼げます。

てきぱきと何でも、水準以上に、
なんでも、こなせる人が身近にいませんか?

そんな人は、周りから重宝されます。

そんな何でもこなせる人が独立すると失敗します。

なぜか?

何でも、自分でやってしまうからです。

具体的に、数値を使って、説明します。

優秀な弁護士のAさんがいるとします。

このAさんは、弁護士の業務では、
1時間当たり10万円の価値を生み出せとします。

そして、Aさんは、PC作業も、
サクサクとこなせます。

PCの作業でも、1時間当たり1万円の
価値を生み出せとします。

Aさんは、平均して、一日4時間の弁護士の業務、
一日4時間のPCでの作業をしているとします。

その一日に、生み出す価値は、
10万円×4時間+1万円×4時間=44万円です。

ここで、ゆっくりだけど確実に、
PCの作業をこなせる学生達がいるとします。

この学生は、1時間当たり、
千円の価値しか生み出せないとします。

ここで、Aさんが弁護士の業務に専念して、
PC作業をこの学生達にやってもらうことにしました。

すると、Aさんは1日8時間を弁護士の業務に
集中できるので、一日に、
10万円×8時間=80万円の価値を生み出します。

ただし、4時間分のPC作業を学生達に、
依頼しているので、4万円分を学生達に、
支払う必要があります。

差し引き、80万-4万円=76万円の価値になりす。

自分で全部する場合と、得意分野に集中する場合を
比較すると、44万円と76万円の差になります。

どうでしょうか?

相対的に価値の低い作業、ここではPC作業を
外注することにより、
価値の高い作業に集中するだけで、
2倍近くの価値を生み出すことができわけです。

Aさんは、社会に対して、
高い価値を提供することができました。

そして、所得を増やすことができました。

学生もAさんから仕事をもらい
収入を得ることが出来ました。

社会、Aさん、学生の3者とも得をしています。

逆に、悪い例としては、管理職なのに、
自分でやるのが早いから、
部下の仕事を自分でしている人はいないでしょうか?

この管理職は会社に低い価値しか提供していません。

厳しく、言うと、管理職の高い給与を得て、
会社から見ると、
部下のレベルの価値の低い成果提供しているに、
すぎないからです。

さて、質問です。

あなたが提供できる価値で、
一番、社会に提供できることは何でしょうか?

そして、それに集中しているでしょうか?

(コーチング風にまとめてみました。笑)