昨日の大人クラスでのこと
日本と海外の保育園の違いについて話していたら、最近は日本でも海外のような保育をするところが増えて来ている事が分かりました
日本ではコーナー保育って言うみたいです
コーナー保育とは部屋の中に、「絵本コーナー」「おままごとコーナー」「ブロックコーナー」などを設定しておき、こども達が自分の興味のある所で学ぶ事で、自主性や集中力を高める目的を持った保育と位置づけされています
カナダやオーストラリアではこの保育が主流で、学生として実習へいっていたカナダの実習先も、オーストラリアで働いていた保育園も同じような環境での保育をしていました
わたしが働いていたオーストラリアの保育園はこちら
こどもが主体の保育のため、保育士はあくまでサポート役。
こども達が困ったときにそっと手助けをしたり、アドバイスをしたりします
年齢が上がるにつれ、サークルタイムというみんなで絵本を聞いたり、Show and Tellというお友達に休みの日のこと、ペットのこと、大好きなおもちゃの事を話したりします
大切なのはこども達が中心であること
それが海外の保育の一番の印象でした
なので、工作などする時も、先生は殆ど準備なしで、こども達にさせます。
だから、出来上がる作品はみんなどれも個性的
「ん?!これはなんだ?」というものもありますが、こども達に聞くと、ちゃんと答えが帰って来ます
どうしたらいいのかわからない
なにをしたらいいのかわからない
と言う子は本当に少ないです。
(もちろん、中にはおとなしい子や積極的に輪に入れない子もいるので、教室で突っ立っている場合がありますが、そんなときこそ保育士の出番でお話を聞いてあげ、何ができるかをサポートしてあげます)
自主性を持つ
それが育つのがわかる保育をしています
日本での保育はどこまでか分かりませんが、個人的にはコーナー保育は賛成なので日本にも広まって来ている事がうれしいです
カナダ、オーストラリアの現場で見て、また、学んだコーナーの作り方に、必ず必要なものがあります。
それはCozy space 「落ち着ける空間」です。
クッションや部屋の隅っこに設定します。
ここは、少し気分が落ち込んでしまったとき(ママがいなくて寂しくなったとき)遊ばずにゆっくりしたいとき、などにこども達が休まれる空間です
こういう考え方もすてきだなぁ〜っと思いました
海外の教育も日本の教育もそれぞれにメリット・デメリットはありますが、こどもを主体に考えると見えてくる物があるんじゃないかなぁ〜っと思いました
久々に海外の保育園へ遊びに行きたいなぁ〜
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