今日から11月、
早いもので、今年もあと、60日あまりです…
さて、月初めにお届けしている
子どもに話す月の由来シリーズです。
11月は和名で「霜月」(しもつき)と言います。
霜が降る月の意味で、
「霜降月」(しもふりつき)が略された、という説が
有力だといわれています。
他に実ったお米の籾を摺る「摺籾月」(すりもみづき)の略や、
または、満ちた一区切りの数なので、十月までを上月、
それ以降は、「下月」とする説などがあります。
面白い謂れもあって、
10月「神無月」に出雲に集まった神様たちが、
それぞれ自分の国に帰られるので、
「神帰月」(かみかえりづき)とも言われるそうです。
他に
「神楽月」(かぐらつき)
「雪待月」(ゆきまちつき)の異名もあるそうです。
これから寒くなり、雪をが降るのを待つ、「雪待月」
とってもロマンチックで、素敵な表現ですね。
日本語って本当に奥が深く綺麗です。
この美しい母国語を愛し、
使いこなせる子どもに育って欲しいと願います。