とても大きなハクモクレンの木で、晩年、目がよく見えなくなっていた母は散歩でそこを通るたびに、「あの木には白い鳥がとまっているの?」と言っていました。
いわゆる放置住宅で、庭の木々が伸び放題、ハクモクレンもそのひとつで、野生的に成長して、春にゴージャスなほどに花をつけていたのですが。
家屋はそのまま、お庭の木は切ってしまい、毎年花を咲かせていたハクモクレンも「伐採」。
ひと様のお宅の木なので何も言えませんが、毎春を楽しみにしていた者(私)がいたことをハクモクレンに伝えたかったです。