ブラックミラーは全シリーズ「!」なのですが、エミー賞を取ったエピソード「サン・ジュニペロ」は泣けてしまう。
以前も語りましたが、Netflixのドラマ「ブラックミラー」は近未来的奇妙な物語。
「サン・ ジュニペロ」は、死期の迫った(もしくは死んでしまった)主人公たちがクラウド上の楽園「サン・ジュニペロ」に集い、永遠に自分が望んでいた生活を送れる仮想空間。
利用を迷っている生存者向けにビジターというお試し訪問もあり、主人公の2人はビジターだったので週末しか会うことができなかったようです。
現実には余命宣告を受けた者、また病気や寿命により終末を迎える者が「1番輝いていた時」の自分のまま過ごせるという永遠の地「サン・ジュニペロ」への権利を取得します。
ラストシーンでは、コンピュータ管理のもとの巨大サーバ「サン・ジュニペロ」がアップされますが、薄寒さより「heaven is a place on earth」の音楽がエンドロールで流れるハッピーエンディングが泣けてきます。
死が「THE END」ではない、近未来ドラマです。