今となっては、ママがどこにヘソクっていたのかも忘れたけど
仏壇の下だったか
小物をぶっ込んでいた開かずの小物入れだったか
はたまた、使わない重箱だったか。
どこかにしまっていたけど、
ママ自身もすっかり忘れていたヘソクリ。
私はショートステイのたびにママの部屋を片付けいたので、
その存在を知っていた。
遺品整理後も
もれなく手元に残した。
新券を取って置くのは、高齢者あるある
二千円札を5枚取っておいたのは、キリがいいからかな。
写真には3枚しかない…。
ごめん。
使っちまいました。
封筒裏面にも
「5枚入」の文字が
使わない重箱 :
いらない重箱をママに「いる?」と尋ねたら「いる」と即答。
とりあえず、ママは何でもキープする。そして捨てない。
この重箱もしばらく放置プレイだったけど、私が小物入れにプレゼンした。
今は、ママのお裁縫グッズが収納されている。
ちんまりママが、この三段重をいそいそと自室に持って行く姿がかわいかった。
なんだか憶えている光景。