のぞみ | 魔女助産師tomoko [ コトノハヤ ]  書庫

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感じたことを言葉に変えて綴る手記。あなたのこころがあたらしく生まれる場に立ち会いたい。

仕事の話。

ちょっと重いから、そういう気分じゃない人はそっと閉じて^ ^

 

 

 

 

今日、話しをしたら、
その人は、
涙を流していた。
そう。こういう気持ちを出せる場所がない。と言っていた。
忙しいのに聞いてくれてありがとう。と言っていた。
そんなことない、いま私にとってあなたとお話しするのは大事な時間だ。と言った。

残酷なの





現代医療は簡単に夢を見させてしまう。

40代半ばでの不妊治療希望の方と少し話した。

ステップアップへの迷い。

特例はどんな場所にでもある。
可能性は、何パーセントか聞かされたとしても、究極100%か0%

 

私は不妊という言葉は嫌い

だって、こうして、目の前のこの人を傷つけているから。

もっと柔らかい言葉はないのかなと思う。

その方は、二人目を望んでおられたから、
希望の具体的な期限を考えつつ、今ある幸せも、もっと楽しめるように、自分を追い詰めないように、という話しをした。
だって、現状、あなたはたくさんの富を持ってるんだよって。
本当に頑張ってるよねって。

その方は、こういう話しをできる人がいてうれしかったと、言ってくださったけれど、
本当にセンシティブで難しいテーマだと思う。


市町村の相談窓口を案内したけれど、その窓口の先のかたと私は知り合いでもないから、
心ある人が対応してくれていたら嬉しいなと思う。

「これで正解かな?」って、何度も自分に聞きますよね。と独り言のように問うと、
「そうそう。そうなんです。」と、うなづいていた。
「それだけでも、わかってもらえて嬉しい」といっていた。
ほんとは、正解なんて、自分でつくっていくしかない。

どうしようもないこともあるよ。
それでいいこともあるよ。

って、言うしかなかった日^ ^

 

もっと、何か、力になれたらいいんだけどね。

やっぱり天の領域って、あるよね。

無力感、と、降ってきた慈雨。