集団登校には間に合わず、仕事に行く時間まで30分しかなくなだめるのは無理だと思い、行かなくていいよと言った。
そしたら行くと言い出した。
ひとりでは危ないから車で送ると言うと、行かないと言う。
仕事に行かなければいけない時間まで10分くらい、
夫は既に出かけている。内心とっても焦っていた。
娘は母親を困らせたいのか試しているのかもしれない。
職場には理由を説明すれば仕事を遅刻しても、上司は分かってくれると思う。
けれど、これだから子持ちパートは…と言う声もある事も知っている。
娘に休むようにお願いし、ただ泣くだけの娘の前で小学校に電話をして、電話口の先生に休むように伝えたが、学校に行くかもしれないけれど、私は仕事に行かないといけないと事情を説明した。
泣く娘を置いて車で仕事に向かった。
カーステからいつもの大好きな曲が自動的に流れてきた。
幸福度の低い選択しか選べない自分を呪い泣けてきた。
職場につき添乗を担当する通園バスに飛び乗った。
娘の小学校から着信があり、バスの運転手さんに、手短に事情を説明してほんとは駄目なんですけど私用の電話をかけたいと言うと快く気にせず電話なさいと言ってくれた。
小学校に電話をしたら、担任が家まで迎えに行き学校に連れて来てるから安心して下さいと、本当に感謝しかない。
バスの運転手さんも良かったですなと言ってくれた。
順番に園児をむかえに行く。
とある園児が行きたくないとお母様にしがみついた、なだめて抱っこしてバスに乗せてお話しすると次のバス停までにはケロっと笑顔になっていた。
娘にそうしてあげたいなぁと情けない気持ちにもなりながら1日良く働き家に帰ると、
娘がいつもの様子でリビングにいた。
先生むかえに来てくれたんやねと言うと、置いていったとポツリと呟いたからごめんねとギュウと抱きしめた。
たまたまなんとかなっただけで、娘との関係はすぐに一触即発になってしまう。
こう状況にならない様にするにはどうしたらいいのか…。
それに仕事と役割について思いを巡らせた。
小学校の担任は、心配してむかえに来てくださったけれど本来なら保護者の仕事だろうし本当にありがたい。
バスの運転手さんも心ある方で、子供達を可愛がってくれて、バス停が遠いご家庭があると暑い日や雨の日大変だと、バス停を近くに移動できないか担当に話して下さる。
ただ言われた通り安全にバスを走らせている方が楽だろうに。
そして私は娘に寂しい思いをさせてまで仕事をしないといけないのかとも思うけれど、この年にして自分の持ち味を活かせて楽しいと思える仕事に出会えたのだから手放したくない。
そして早朝出勤をして早く帰宅できるシフトに切り替えてみた。
それで娘の気持ちが安定したら良いのだけど。
いくつもの分岐を超えていくだけだ