HYDE ソロLIVEレポ | あむのブログ

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日々の雑感を綴ります。
育児と音楽の話が中心になりそうです。








HYDE LIVE 2020-2021 ANTI WIRE 


2022/3/7


聞いたことないコロナウィルスとかいう謎のウィルスの感染拡大で社会や職場や学校がざわついた2021年。

それでも日常は淡々と過ごしてきた。

音楽があったので大半は脳内はお花畑でいられた。

こんな状況で音楽を届けて下さっている推しの方々は尊い存在で愛しさが込み上がる。


政府は感染者数が減らないので、主要都市が不要不急の外出や飲食店の営業を無責任に自粛要請をした。

飛沫感染を避ける為に、人が集まる事がないように、社会も個人も気を使うようになった。

ライブやコンサートも沢山中止や延期になったな

そんな中、hydeさんは延期になっていたソロコンサートツアーを開催する選択をされた。

アコースティックで、ファンは客席に座って声を出さないルールで。


敬愛するバンドマンさんを音楽に導かれたバンドのメンバー様で、大好きなV系のバンドさんはほぼカバーなさるので、機会があったら一度コンサートをみたいなと思っていた。

そしたら、その日、たまたまTwitterで最終公演が大阪であると知り、当日券も出るとのアナウンスを見て、衝動的に車で向かっていた。


大阪城ホールでコンサートを観るのは何十年前のエアロスミスぶりだった。大き過ぎるコンサートホールはあまり好きじゃないと感じたのと、その規模のアーティストさんで行きたいコンサートも無かったのもあり。


入場では手の消毒だけでなく、足元の消毒液に浸されたマットがあり、あれはいろんなところで取り入れたらいいのにと思った。


そして、既に始まっていて真っ暗な会場で席に案内して頂き着席すると、ステージにオーラを放ったhydeさんがいらっしゃった。

完全なにわかの私も鳥肌がたった。

知らない曲ばかりだったけれど、モダンアート的なアレンジがめっちゃかっこよくて民俗調なアレンジの曲がイカしていた。

迫力があるのにちゃんときれいな音で、どのパートもお上手で、当たり前か…大きなスクリーンに映し出される美しいお顔に魅入るけれど、心乱れる事なく穏やかに観られるライブは久しぶりかもしれない。


MCでライブやコンサートの開催をずっと悩まれていた事や、皆の声が聞こえなくて寂しい事など話された後、それでも音の鳴る物や手拍子で思いを伝えて!と言われ会場から拍手といろんな音が鳴り響いた。

hydeさんが、まだ足りないとステージの床に寝転んでしまい、あー僕こんなにかわいいーのに〜っあざとく煽ってられ、ここだけの話し周囲から感嘆のオトが漏れていた。

これが大好きなアーティストさんにされたと想像したらもう

更に大きな拍手が響いてhydeさんは起き上がり、でも座り込んだまま曲が始まり座ってゆったり歌われていた。

そこから数曲はもう良く知っている曲で、I’m so happyや虹など演奏され、素敵なのと一方的に想っている人に会いたいなど頭のおかしい事を思ってしまいポロポロ涙が止まらなくなった。


後、印象的だったのが、MCで、毎日PCR検査を受けて、ライブ後もどこにも行かず感染対策をしていたから僕とキスするなら大丈夫とkiss of deathと言う曲をされて、いつどこでどうしたらhydeさんとキス出来るタイミングがくるんやと脳内で突っ込んだ。

これはガチ勢死ぬなと思ったら、どよめきのようなオトが。

私も愛する推しさんのあざとさに苦しめられているけど本家は更に凄かった。

まわりのファンの方より控えめにしていたのに、心臓を撃ち抜かれ、気がついたら両手で投げキスのポーズをしていて、たまたまそのタイミングでhydeさんがこちらの方を向かれ歌われたので、あっすみませんと暫く小さくなっていた。

そして、大好きなメンバーさん達が音楽を始めるきっかけになられたスーパーヒーローさまに心の中で感謝申し上げますと念をおくった。


新しい音源、レントゲンの2作目を作る との発表があり客席から大きな拍手が起こった。

それに対する思いを語られていた。

本当はバチバチに激しいアルバムで激しいライブをしたかったけれど、こんな時期だからこそレントゲンの世界に向き合えるかも的におっしゃってられた。

ラストのデュランデュランのoriginary  world は私達世代には青春を振り返らずにはいられない名曲で私は苦い思い出がほとんどだけど一生懸命悩んできたねとその頃を思い出しまたしても涙が溢れた。

そして本当に特上の音楽を味あわせて頂き、ああ音楽っていいなあと幸せな気分になった。

一か月くらいは心が温もっていそう。