去年の夏、共通点のある2つの映画「ウナイ」と「摩文仁」を観ました。

その時の感想ブログ

ダウンダウンダウン

「摩文仁」と「ウナイ」 | ~なないろ通信~ 古川明美

 

この時から各務原市で「ウナイ」の上映会を実施しようと決意。

そして小川議員と二人で呼びかけ人となり、ウナイ実行委員会を立ち上げ、各務原市のウナイたちと上映会を開催することができました。

 

 

「ウナイ」とは、沖縄の言葉で「女性たち」

PFAS汚染から子どもの命を守りたいと行動する女性たちが、PFASは人権問題であると国連で訴えるところまで成し遂げるドキュメンタリー。

そして海外のウナイたちも命をかけ、法律や基準値を変えていく。。。

何度も涙が溢れました。

 

「ウナイ」女性たちの力は

家族や共同体をつなぎ、支え、広げ、守る力。

次の時代を生きる命のために

手をつなぎ行動する女性たちの絆はネットワーク。

ウナイが動くときに世界は動く。

そんなメッセージが詰まった映画でした。

共有した方たちと、今後は映画「ウナイ」のような歩みができたらと感じました。

 

そして上映後は、平良いずみ監督とアフタートーク!

 

 

国は4月から水質基準でPFOSとPFOA合計で50ng/Lとしました。

これは海外よりずっと緩い基準値です。

PFASは妊婦や小さな子どもたちに非常に大きな影響を与えますが、市は50以下なOKと学校や保育所の浄水器も撤去しています。

 

2025年 12月議会 一般質問 水道水PFAS対策ポスターの内容と安全性 | ~なないろ通信~ 古川明美

 

2025年9月議会 一般質問 乳幼児の健康を守る水道水の対策 | ~なないろ通信~ 古川明美

 

市は令和8年度中に浄水施設の整備を完成し、数値を限りなくゼロに近づけようとしています。

でもそれは当然のこと。。。

 

こういうポスター見ると、市はこの問題をこれで収束させようとしている気がします。本当にそれでいいのでしょうか?

 

 

 

市民の健康を守るためには、これまで体内に蓄積されてきたPFASの影響を分析する疫学データが不可欠です。

将来、汚染源が特定されたとしても、今データがなければ検証することができません。

 

2025年3月議会 一般質問 妊婦や子どものPFAS血中濃度と健康影響との関連を評価 | ~なないろ通信~ 古川明美

 

そんな課題に対して平良監督は

「みなさんもっと怒っていいと思いますよ。」

と厳しい内容を優しく語りかけてくれる。

 

「互いの立場を思いやる優しさは大切です。

ただこれは飲み水。

命の水に汚染物質が入っていたこと。

この問題の根っこを解決するためには、汚染源を特定してそこを浄化する。

そこが第一に必要なことなのに、いつもでも宙ぶらりん、調査すらされない。

このことに対して、本当に怒っていいと思います。」 

 

この映画を海外で見てもらうと、ヨーロッパの人たちは非常に驚くそうです。

こんな当たり前のことが放置されているの?

 

angry mother 母たちの怒りは普遍的なもの

子どもの健康を守りたい(PFASを1ミリもいれたくない)

こんな人間の根本的な思いが通じない社会って、日本大丈夫ですか?と聞かれたそうです。

 

次世代に対して、この問題に対しては怒っていいと伝えてくれた。

 

そんな監督の言葉を聞き、小川議員も高校の養護教諭として現場で感じた憤りの本音を伝えてくれた。

 

取り外された浄水器をどこに隠したのかと上司に詰め寄ったり、検査直前のカートリッジ交換指示に対し、改ざんになりかねないと訴え阻止したことなど、目の前の子どもたちのために戦う立場を選択し行動してきた小川議員。

映画に出てきた市議に挑戦した2人の女性と重なりました。

 

平良監督から各務原市の皆さんにメッセージ

ダウンダウンダウン

浄水施設を作ることは大切ですが

あくまでも対処療法でしかない。

根本の根っこを絶たない限りずっと続く処理費用。

汚染者である皆さんが、管理費用をみていくことにならないよう、おかしいことにはおかしいと声をあげていくことが大切です。

血液検査については、数値を知ることで予防ができます。

健康影響をこれ以上悪化させいために、予防でリスクが軽減できる学術研究が進んでいて、それを世界が推奨している。一方で日本は調査もしない実態もわからない

やみくもに安心という。

行政が責任を持って血液検査しデータを管理する必要性がある。

そう伝えて下さいました。

 

2024年3月議会 一般質問 PFSAが胎児、乳幼児、児童、成長期の子どもたちの体に与える影響 | ~なないろ通信~ 古川明美

 

やはり市を動かす力になるのは市民の声しかありません。

沖縄も各務原も、子を思う親の気持ちは同じなのに、

行動を起こす民意の力があまりにも違う。

そこについては、大きな歴史の流れの中で翻弄されてきた沖縄の人たちが、ずっと戦ってきた現実があるからだと思う。

 

実は戦後13年間も米軍が駐留していた各務原市。

風俗の乱れや米兵絡みの犯罪が絶えず、反基地闘争が繰り広げられていたそうです。

その「キャンプ岐阜」が沖縄へ移転しており、沖縄と各務原市は深いつながりがあるのに、意識は大きく変わっている。

 

キャンプ岐阜-akeちゃんのなないろ日記

 

大切な情報がなかなか国民に届かない国。

そんな中、ドキュメンタリーで伝えて下さる 

平良監督に本当に感謝です。

これから各務原市のウナイたちと、できること模索していきたいです。

 

ウナイ上映会 関わって下さった全ての皆様にも感謝です。

ありがとうございました。

 

 

 

監督の動画紹介(是非、拡散してください)

ダウンダウンダウン

 

珊瑚礁の海がまた、埋め立てられようとしています。

そこにできるのは、アメリカ軍の港や人工のビーチ。

今、水の中の水草、海藻、藻類などが激減しています。

産卵の場所が減り新しい生命が生まれなくなると、海の生態系がどんどん崩れ酸素の供給源が減ることになる。

海の森と言われる珊瑚を守らないと、取り返しこつかない事になります。

沖縄の問題は私たちの問題として皆で考える必要があると思います。