クッチは考え込んだ。「17万年って、イスラエルのミスリア洞窟でホモ・サピエンスの化石が発見された年代ですよね。



ということは、その年月を金星まで生きて旅してたら、一日8000歩歩くのは本当に健康に良いって証明されるかもしれない。ヘルスケアの情報は氾濫してるけど、真実は闇の中ですもん。」

道は感心した。「すごいね、クッチ。よく考えたね。」クッチは嬉しそうに笑った。

「ありがとうございます。でも、どうしてあなたと私は話ができるんですか? 本当にここは35億年後の世界ですか?」

真田無視無視は頷いた。「うん、そうだね。僕も不思議に思うよ。僕の知っているのは、今から32億5000年前にモノ星は多くの生命体が住める環境ではなくなってしまったんだ 

それで知的な生命体が、それまで無視 無視されていた僕 、真田に歴史を記録する有機記憶装置の ようなもの 

それは僕には 何だかわからないけれども それを僕の体に埋め込んだんだよ。それで僕は全てのことを記録するようになったんだ。

で 、僕なんだけど温暖化とか色々あってね 、その色々も僕にはよくわからないんだけれど 

僕は巨大に変化か進化したんだよね、僕は、
大地に寄生してどんどんどんどん体調が長くなってるんだ 。

このままで行くと僕がモノ星そのものになるのかな ?それとも 僕は死ぬのかな? よくわからない。

まあ 信用しろって言っても 言葉だけじゃ何だからさ 、僕の体をよく見てみてよ、過去の出来事が記録されてるよ。



続く。