道は「昼頃から人の上に乗っかって、あーでもないこーでもないって独語カッパーフィールドで気味悪いよ、とりあえず退いてくれないかな?」と言った。
35億年後のモノ星で道が喋り、その道の言葉が理解できる自分って、語学の天才!かも?とクッチは思いつつ
「ゴメンナサイね。私はカバンのクッチと申します。ヌメヌメスターを求めて、ここまでやって来ましたが、
乗ってきたタイムマシーンが甲殻類のような虫に食われ、自分もあなたの、粘り?に足を取られて動けないのです」と答えた。
クッチの事情を聴くと道の声は優しくなって「あー、クッチさん、あなたは辛損のタイムマシーンで来たんですね、
それでマシンバグにタイムマシーンは食われたと、まったく、辛損の仕事なんてそんな感じでいい加減なんです!
それで荷物が駄目になったて言ったって、規約にマシンバグによる損傷は保証しないって書いてあるの一点張りで、
マシンバグ対策を考えない進歩しない会社ですよ。お気の毒様でしたね。」と言った。
クッチは世界はとんでもないスピードで進化しているのに自分は取り残されてるなっと少し凹んで「まぁ、時空運送が一般化しているなんてまったく知りませんでした」と 驚きを素直に口にした。
「あ゙っ……マズかったかな?てっきり関係者の方だと思ってました。時空運送についてはブラック案件ですから、これは極秘なんです。白タクってヤツですかね」
クッチは頭が真っ白になりつつ「違法って事ですか……それにしてもどうしてあなた? お名前は? は、私とスラスラ話せるんですか?」と聞いた。
続く。