クッチは、ステートの謎掛けを聞きながら、様々な考えが頭の中を駆け巡った「またダジャレダジョーン…。」
クッチは、医療器具等のダジャレ好きに呆れながらも、情報を得るためには仕方ないと思った。
そもそも嫌いじゃないので「でも、ワンパ過ぎて逆に面白いかもね…。」とも感じた。
ダジャレの月並みさに苦笑しながらも、クッチはステートのユーモアを感じたし「プレゼントの情報は絶対ゲットしたいとの強い思いから、必死に答えを考え始めた。
そして閃いたのは「聴診器!」
クッチは自信満々「答えは、超新規! フッフッ、ステートと言えば聴診器のことだもんねー」と、余裕芍薬口笛を吹いた。
ステートは半信半疑の目でクッチをじっと見つめた。まさか、この一見ボンヤリしたモノが、自分の難問を解いてしまうとは。信じがたい気持ちと同時に、クッチに興味が湧いてきた。
続く。