これを見ていたクッチは思わず、便トレーの頬を平手打ちし「便トレーさん、目を覚ましてください。

確かに、お母様を火だるまにしてしまったことは、取り返しのつかない罪です。しかし、だからといって、自分を責め続けるのにどんな意味があるんです?

あなたは、お母様を助けようと必死に努力しました。しかし、状況はあまりにも過酷だった。

あなたは、最善を尽くしたのです。自分を責め続けることは無意味。むしろ、お母様の死を無駄にしてしまうことになります。

お母様は、あなたが自分を責め続けることを望んでいるでしょうか?きっと違うはずです。お母様は、あなたが前向きに生きていくことを望んでいるはずです」

と言ったあと、屁理屈こいちゃったかな?と思ったけれど、それを聞いた屁ー
コックは、感極まった様子で

「便トレーさん、あなたのカーネーション畑は淡いピンクからパールピンクへと移ろい、時折、濃ピンク色が顔を覗かせる。

その繊細な色彩の共演は、まるで自然が生み出した芸術作品のようです。これはひとえに、あなたの愛情と努力の賜物。

日々の丁寧な手入れ、そしてカーネーションへの深い愛情によって、この美しい色彩が生み出されているのですね。

でもね、自然は決して人の都合通りに働いてくれるわけではありません。ハニヤスは、大便から生まれた土の神であり、

あなたの畑を守護している存在なのです。あなたのカーネーション畑が美しく咲き誇り、あなたが毎日笑顔で過ごせるようにと、

ハニヤスは力を貸してくれているのです。それは、あなたを愛するお母さんの祈りによって実現しているのですよ」と語ってラベンダーの香りの鼬の最後っ屁をかました。