まだ 試してないけど
トランポリン
写真↑のは高いけど
使わなかったらクッションにも
なるよ
KITTEに実物があって
試してみたら良かったね
でも普通の家庭用トランポリンが
お値段的にもありか?
買っても使ってない健康器具が
押入れいっぱい………もう開けたくない
オッ!前置きが長くなってしまいましたが
カラオケStoriesの始まりでーす
千文字ちょい超え
長くてごめんね~
遠く旅立つ一人、ボヨヨノボン
陽光が降り注ぐ駅に、ひとりの青年が立っていた。彼の名は、バネブー愛称はボヨヨノボン。
彼は幼い頃から旅に憧れていた。そして今、ついに夢を実現するために、遠く離れた異国へと旅立つ。
彼の心は、高揚感と不安感で入り混じっていた。見送りの人々との別れが終わり、ボヨヨノボンは一人になった。
広い駅構内は、人々で溢れていたが、ボヨヨノボンには誰もいないように感じられた。彼は、ベンチに腰掛け、遠くを見つめる。
この街にずっと住んでいたけれど、恋をしてもダイエットに励んでも「豚に真珠」と笑われた日々。ボヨヨノボンの頬を、涙が伝った。
心の炎消えぬ間に、新たな旅立ち
列車が到着し、ボヨヨノボンは乗車した。窓から見える景色は、どんどん変わっていく。彼は、これから始まる冒険に胸を躍らせた。
しかし、彼は飛び跳ねる振動で心臓を動かしているので飛び跳ねていないと心臓が止まり死ぬ。
電車の中を跳ね回ろうとしたけれど、車内は混んでいて飛び跳ねたりは出来そうにない。ボヨヨノボンの額には冷水が流れた。
すると隣りに座っていたサーカス団の少女が、事態を察して、リュックから小さなトランポリンを取り出して彼に貸してくれた。
ボヨヨノボンは、親切な少女からトランポリンを借りて、ポンポンと元気に飛び跳ね始めた。心臓が活き活きと動き出すのを感じ、彼は喜びでいっぱいになった。
しかし、その喜びもつかの間、トランポリンのスプリングが外れてしまった。ボヨヨノボンは勢いよく床に落ち、トランポリンは壊れた。
「私のトランポリンが…!わぁー!」
少女は、壊れたトランポリンを見て、泣き出した。彼は、少女を慰める言葉が思い浮かばない。その時、ボヨヨノボンは、自分の体に異変を感じた。
心臓が…
ビョーン、ビョーン
と、まるでスプリングのように弾んだ。彼は、自分がスプリングの役割を果たせると確信した。
ボヨヨノボンは自分の体を横にグッと伸ばし、支柱に体を巻き付けトランポリンバネブーへと進化し、「僕は今日から君のトランポリンだ!さぁ、乗って、跳ねてみて」と言った。
少女はトランポリンと化したボヨヨノボンに飛び乗って笑顔を取り戻した。彼は心の炎消えぬ間に彼女の所属するサーカス団の一員となり、広い世界を旅して回った。
ボヨヨノボンは、自分の欠点を克服し、少女の役に立つことができた。しかし、皮肉なことに、彼は文字通り少女の尻に敷かれ、自由を失い、サーカス団の一員として一生涯を過ごすこととなった。
終わり
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