買うのは無理な貧乏くりくりだけどー、期間中に見るのは無料!行きますよー!
2024年1月4日(木)~1月9日(火)
バイウールーに静止されたGO GOとは、バイウールーの決意を理解しました。GOGOは、バイウールーに、
「バイウールー、君は一人じゃない。俺はいつでも君の味方だ」と言いました。
バイウールーは、GOGOとの言葉に、少し安心して「こんな時になんだけど、学生の頃は済まなかった。僕は君を無視したりして不快な態度だった」と言いました。
GO GOとはへッとした顔をして「そんな事は覚えちゃいないよ」と答えました。
「そうか、僕は良く覚えているんだ。遠足の日さ、僕の家はお菓子を持っていけるような家じゃないから僕は休憩時間に独りで居ただろう。
そしたら君はなんにも知らないから、無邪気に笑って、フィンガーチョコレートを僕にくれようとしたじゃないか。
僕は貧しさを笑われた気がしてさ、君の手を振り払ったね。チョコレートは芝に落ちて、君はそれを拾って、もったいないなあーと言って、
食べて、美味いぞーって笑って、もう一つ取って僕の手に握らせてくれた。君が居なくなってから僕はチョコレートをムチュールで食べたよ。
凄く甘くって悲しくって塩っぱかった。遠足から帰った後さ、君は新聞配達をして家を助けていると聞いてね。
僕は、僕は、君に嫉妬していた。同じように貧しかったのに君はそれをおくびにも出さず、笑顔でクラスの人気者。一方、僕ときたら貧しい母を疎ましく思って、暗い捻くれ者でしかなかった」
GO GOとは困ったように笑って「そんな事はないよ、俺はいつだってカッコマンで居たいだけのお調子者だ」と言った。
バイウールーは一つ頷いて、ポケットから拳銃を取り出し「ゾンビをやっつけるためには頭を狙うんだ。………、ゴメン、君に辛いことを頼んでる、でも君にしか頼めやしないんだ」と言いました。
GO GOとは拳銃を受け取り、「この拳銃は銀じゃなくって、鉄のカイナ?」と笑ってから、口を一文字に結んで、バイウールーを抱きしめました。