彼はワンパチンコの後を追うために、慌てて外に飛び出しました。しかし、外は雪が降り続いており、路面はアイスバーンになっていました。

彼は、アイスバーンの存在に気づかず、そのまま歩き始めました。すると、突然足が滑り、地面にバーンと倒れて顔面を打ち付け、鼻血もブーバーンと出てしまいました。


彼はタツベイと思いましたが、つるつる滑る路面で、立ち上がることさえできません。


彼は、慌てふためきクマシュンばりの鼻水を流しながら、助けを求めましたが、あっという間に体はカチコール。しばらくすると、可哀想に思った通りがかりのタマンタが助け起こてくれました。




タマンタは、彼を起こして、路面の安全な場所まで連れて行こうとしましたが彼にしがみつかれ一緒に転ぶ始末。足はないけどな!


タマンタは彼をなんとか滑りにくい場所に移動させまぢたが、彼の鼻血と鼻水まみれになり、「タマンタもんじゃねぇ」と捨て台詞を吐いて行ってしまいました。

彼はタマンタの姿が見えなくなるまで頭を下げ続け、這々(ほうほう)の体でホテルに戻りました。ワンパチンコはすでにどこかへ行ってしまっていました。

彼は、またしてもワンパチンコを取り逃がしてしまい、青菜に塩シュン。

続く。