ワンパチン子は褒められると思っていたのにヤミラミミ村長から呼び出され愚痴愚痴言われました。

ヤミラミミ村長は左右の肩を神経質に上下させ「ねぇ、ワンパチン子さん、赤ん坊を抱っこしている母親に嫌がらせをしてくださいとは言いましたけど、

赤ん坊を殺すのは嫌がらせではなくって、殺人だ。それは反則でブラッキーな事なんですよ。『赤ん坊が泣いてしまう』とか『母親が思わず怒り出す』とかそういう事態になる行動が嫌がらせですよね?


私たち秘境の卑怯村村民が嘘をついたり相手の悪口を言ったりするのは、勇気がなく弱いからです。

それは私たちがその状況で生き残るための最善策だと判断しているからで、嘘や悪口は、自分そのものや自分の利益を守ったりするのに私たちが出来る唯一の手段です。

私たちのカラーもグレイシアですが、それでも明日を信じています。一方、あなたの行いに正義はあるんですか?

あなたが殺人を呼吸をするように行うのはあなたの勇気や強さとは関係のないことです。しかし、殺人を続けることで、自分の人生にどのような影響を与えるのかをよく考えてみる必要があるんじゃありませんか!」

ヤミラミミ村長の愚痴はまだ続き「もしあなたが、無意味な殺人を続けることで自分を傷つけていることに気づいたら、

勇気を出して卑怯に生きることを試してみてはいかがでしょうか。卑怯に生きることは、決して簡単なことではありません。

時に卑怯に生きることは正直に生きるより大変だ。今、売ーるー村村長はあなたが殺した赤ん坊と、子供を助けようと川に飛び込んで心臓麻痺で亡くなった母親の夫の元に行って謝罪しています。

それもあなたを庇うためにワンパチン子は、育った環境が悪かった、時代も悪かったと卑怯な嘘をついているでしょう。

もしかしたら、怒り狂った夫に殺されるかもしれないのに、それでも、あなたのために嘘を言うのでしょう。彼はあなたのために卑怯者になっているのですよ!」

村長のお説教にウンザリしたワンパチン子はベロバーして部屋から出ていきました。
続く。