この様子を見ていた彼は「倍売ーるーは村長似の売ーるーになったんだね、倍売るどころか売るものもなく、高利貸しに追われる身、臓器でも狙われているのかな?彼の人生はツンデツンデるから、売ーるー村長になれて良かったよ」と言いました。


イルマンは手鏡で自分の若返った姿にニヤニヤしながらうなずきました。ワンパチン子はイルマンを見ながら「あー、タダで若返れるなら、アタシが刺されたかったー」とボヤキました。

彼は「倍売ーるーは村長になり、年取っちゃったね。アブリーのメタモンフォーゼは、刺された人の願望が形になるのかな?」と言うと、二人は勇んで「それを言うならメタモルフォーゼ!」と、ズバット、突っ込みました。



続く。