あるところに、ポッポという名前の鳩がいました。彼は自分がDOVE(ダヴ)ではないことにコンプレックスを抱いていました。
DOVEは美しく平和を象徴する存在だと誰もが知っていましたが、ポッポはピジョンの自分はそのような魅力がないと感じていたのです。
ある日、幸福の王子とスバメ(燕)という美しくも悲しい二人を見つけたポッポは、彼らの仲間に入りたいと思いました。
幸福の王子は金ピカの像であり、スバメ(燕)は自由に飛び回る喜びを知っていました。ポッポは自分も彼らのように施しをすればDoveになれると信じていました。
ポッポはスバメ(燕)に自分の思いを打ち明けました。「私も困っている人たちのために何かしたい!そして、DOVE(ダヴ)のようになりたい!」と自分のピジョン(ビジョン)を語りました。
しかし、スバメ(燕)は優しく微笑みながら言いました。「君は自分を受け入れるべきなんだよ。君がポッポであることは素晴らしいんだよ。それぞれが自分自身を大切にすれば、平和は実現する」
ピジョンはショックを受け、誰も自分のことなど知ロトム(知ろうとも)しないで…と、目がピジョンピジョン(目がビショビショ)になるまで泣きました。
心が揺れ動きました。「でも、私はDOVE(ダヴ)のように美しくて平和を象徴する存在になりたかったんです」泣きじゃくりながら言いました。
しかし、スバメ(燕)はポッポの肩をなでながら「君が自分自身を愛し、他者を思いやれるなら、DOVE(ダヴ)にもなれるんだよ。それが本当の平和の始まりなんだ!」
ポッポはスバメ(燕)の言葉に心を打たれ、自分自身を愛したので、寒い冬の日に貧しい人々に施しものを配るなんてナンセンス!と、思いました。
そうしているうちに、金ぴかだった王子は街の景観を損なうほど見スバメ(見すぼら)しくなり、スバメ(燕)も寒さでおダブつ(お陀仏)してしまいました。
ポッポは毎日、美白成分の含まれるダブ石鹸で全身をくまなく洗っています。
終わり。