東京での思い出は?
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始めはコンビニおにぎりなんてさと高をくくっていた甘いパン族であったが、
その戦いは43年にも及び、兵士たちは疲弊していた。
ツナマヨおにぎり軍に陰りが見えてきた今が攻め時と若い将校たちは語気を荒らげるも老兵たちは腰が重い。
今日も古参の木村アンパン、木村ジャムパン、中村クリームパンが集まって、今後についての話し合いがもたれた。
アンパン:戦局はどうさ、ジャムさん。
ジャムパン:まぁ~膠着状態で。
アンパン:だからさぁ、もう、最初っから言ってるよね。
フィールドが違うんだから、おにぎりたちに目くじら立てるなって。
クリーム:逆に~、和解とか?
ジャムパン:クリームさん!!今、アンパンさんが、仰った事に対する逆にが、同調のように思われるんですが、
なんの逆なんです?
クリーム:はっ、そんなややこしい事、分かんないよ。タダの相鎚じゃない。面倒くさいな。
ジャム:そう言うねぇ、曖昧な言葉の応酬が戦争を生むんです!!
アンパン:味方どうして言い争ってどうすんのよ。
クリームパン:なんか、すいません。じゃ、それでいいですよ。
アンパン:エッ、それでって、どういう意味?
君を庇ったんじゃない!!
私はこう見えても文明開化の味がして宮内庁御用達で、
デカさんたちの定番だよ。
その私がさぁ、言っているのにその態度はないんじゃない?
ジャムパン:ほーれみろ、君はねぇ、昨今の洋菓子ブームに乗っかって私たちの領土を侵しているんだよ。
だから調子に乗ってそんな口の聞きよう!!
クリームパン:え~、誤解なんだけどな。
それより、そんなに熱くなったら血圧も上がっちゃいますよ。ジャムパンさん、糖尿っぽいし。
アンパン:あ~、また余計な一言を…
君って男はどうしてそう、一言多いのかね?
糖尿についちゃあ、お互い様だろ?
私たちはそ~いう体質なんだからさ。
ジャムさんも一言一言にこだわってちゃあいけませんよ。
私たちは悲しパンじゃなくって、可笑しパン、でもなくって、お菓子パンなんだから。
ジャムパン:そうでした、そうでした。
私たちはアンパンさんを筆頭に花の都で生まれたハイカラ育ち。
野暮な事は言いこなしですね。ねぇ、クリームパンさん。
クリームパン:とりあえず、おにぎり欲しくなりますよね~。
アンパン、ジャムパン、無言でクリームパンの頭をポカリのポコリ。