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本日のお題は下記を読んでいないと理解不能です。
レバドン。(8千字あるお話です)
 
うらぶれた姿の菜 簾未子(さい すみこ)と疲れ切っって、
萎びれた濃 とま代(こい とまよ)は橋の上から箸之介
を投げ捨て手を合わせる。
 
簾未子:ご苦労だったわね、とま代さん。
 
とま代:はい、もう、脱水症で死にそうです。
箸之介さん、丸焦げになったとは言え、長身で、
それを私一人で、一人で、担いできましたから!!
どっちかって言うと巻物関係は簾未子様の方が
お得意では!!
 
簾未子:とま代さん、あなたは結婚もしていないから、
我が子の亡骸を背負う悲しみなんて分からないのよ!!
 
とま代:箸之介さんが赤ん坊の時にも火にくべた…
 
簾未子:あれは火の神の仕業だって!!
あなたって人は…
とま代をちらちら覗き見しつつ泣く振り。
 
とま代:ハイハイ、私が悪うござんした。
ケッ、
横を向いて唾をペッと吐くとま代。
 
簾未子:それよりあ~た、これからどうされる
おつもり?
我が子を手にかけられ、その上、いい加減なことを
おっしゃって、私を引っ張り出したりして!!
高級料亭なんて、塩撒かれて追い出されたじゃない!!
あなたは美味しそうに装っても食えない女だったのよ。
 
とま代:あー、そうですよ、そうですよ。私はトマトと偽ってましたけど、
自分のことを美味しそうな女だなんてひとっことだって、言ってやしません。
簾未子様こそ、国産じゃねぇな?肝心なトコにカビ生えてんぞなんて、
言われちゃって~ギャハハですわ。
 
土地の男:おい、お前たち、ナニ投げ捨てた!!
産廃業者かこら・・・
 
男は二人に掴みかかろうとする。
簾未子はとま代を巻き取って、脱兎のごとく逃げる。
 
簾未子:まぁ、恐ろしい!!私たちは供養のためにわざわざ、
橋まで来たのに、産廃業者だなんて…
 
とま代:橋?箸?もう、ネタは上がっているぜ。
簾未子様、私たち追い詰められてます!!
このネタ一本で無理です。
 
簾未子:駄目よ、そんな弱腰でどうするの!!
はしからず、私は麻疹? 歯科か? 鹿か~?箸か?橋か~?
 
とま代:まあ、小さい事は忘れて、小浜辺りに行きましょうよ。
若い箸か?が、私たちを待っていてくれているみたいです!!
 
簾未子:お箸の国のモノだから全国敵なし~。
レッツラゴ~。