冬瓜の中は白いんだ〜

隣にいた息子は、
ハロウィンの時期だったので
「オバケの顔に彫りた〜い」と。
ん
カボチャじゃないぞ
地元の沖縄では馴染みのある冬瓜ですが、
宮崎のこの辺りでは
ときどーき見かけるくらい。
そういえば私、冬瓜を買ったことない!
自分の子どもに食べさせたことない
そりゃカボチャだと思うよね〜
そうか、冬瓜を知らない子いるはず
これはチャーンス
と思い、とっても大きい2玉を頂いて
近くの小学校と保育園に
「突然ですが、大きな冬瓜いりませんか?
子どもたちに見てもらって、
楽しんでもらえたら嬉しいです
」
と持って行きました
(冬瓜をくださった方も快く
)
そしたら、
「冬瓜って何ですか?
どうやって食べるんですか?」
という先生も大人も多かったんです。
や〜、実に嬉しい反応
子どもたちと一緒に楽しんで学べますね
この冬瓜を育てた方を紹介して、
冬瓜の食べ方などもお伝えして、
受け取ってもらって〜
後日、小学校と保育園に行くと
誰もが目につくところに冬瓜がありました!
しかも横にはクイズが書かれていました
「この野菜はなんという名前でしょう」
「重さはなんキロあるかな」
先生方さすがですっ
小学校では、全校集会や給食時間の放送でも
校長先生と教頭先生が紹介してくれたようです

「パプリカ、ズッキーニ」
っていう答えを書いた子もいたとか
「ぼく、9kgだと思う」
なんて話しながら
登校している生徒もいました


「答えは〜、とうがん! 18.5kg!」
って聞いた瞬間の子どもたちを
見てみたかったな〜
その後しばらくして、また1玉頂いて、
切り分けてご近所にお裾分けしていたら
小学生の子が
「えっ、中は白なんだ〜
」と。
」と。なるほどっ
おもしろいな〜
きゅうりみたいに緑色のイメージだったかな
どんな味をイメージしてるのかな
ワクワク
冬瓜を育てた方は、
「こういうことが食育よね〜すごく嬉しい
」
と喜んでくださいました。
私も嬉しい
こんな機会をくださって、
本当にありがとうございます
食べる物って
好きな物や食べ慣れた物を選びがちだし、
知らない目新しい食材は
手に取ることってなかなかない
と思うんです。
家庭ではなかなか出会わない食材に
学校や園で自然〜と出会えて
しかも、
お友達と楽しみながら知ることができた
食べ物の知識が広がった
それだけじゃない
食育は、五感が育つんですっ
冬瓜を触ってみた感触は、
きゅうりとは違うけど
ズッキーニみたいにツルツル。
中は、
真ん中にふわふわしたものがあって種があって、緑じゃなくて白い。
食べみたら、
大根みたいだけどもっと柔らかくて…
匂いは、…
なんて気付きが、
五感の育みにつながってます
こういうことを
触りながら、食べながら、
語りかけられるとより良いですね
食べてみたら
「苦手な味だな〜
」って
思うこともあるかもしれないけど、
いつか好きになることだってあるから
1回食べだけで「嫌い」
と決めつけることはしないこと
(好き嫌いについては、またいつの日かお話したいと思います!)
私がしたことは
「冬瓜を運ぶこと」でしたが

それだけでも食育につながった実感があって
嬉しい楽しい出来事でした


