こんばんは。
安藤みずえです。
久しぶりに投稿します。
こちらのブログは
アスペの子育てと生きづらさに悩み
2012年フラクタル心理学に出会ってから
自分の信じ込みが変わっていく過程を
記録に残したものです。
2012年以前の自分と
脳の使い方が変わり、
今の自分は全く別人です。
2020年6月に長男が家を出て
大きく変わりました。
その時まとめたものを
備忘録を兼ねて
こちらに投稿いたします。
・・・
【息子を手放すことで気付いた間違い】
私は3人の子どもがいます。
長男社会人1年生、次男大学3年生、
長女高校3年生です。
アスペルガー症候群の長男の
思春期の子育てにとても悩み、
2012年からフラクタル心理学を学びました。
学びを実践すると、ぐんと成長し
高校、大学へ進学、今春社会人となり
我が家から巣立ちました。
今日は、これまでの振り返りと
今となってわかることを
お伝えさせていただきます。
「子は親の鏡」と言いますが、
子育てをしていて
自分と重なるところはありますか?
私が学び始めた頃は
とても、重なると思えませんでした。
しかし、感情抜きに掘り下げていくと
コミュニケーションの課題や
人間関係のトラブルを起こす息子の姿は
私のやり方を大袈裟に写し出したものでした。
そこで、私が変われば
息子は変わる、
よくなるなら何でもやると
必死に取り組んできました。
私が周りの人(夫や親)の言うことを
聞かなかったり、
好きなことばかりして
苦手なことを避けるから
息子が同じようなやり方を
私に見せていました
=私は未熟でダメな自分
だから人一倍努力しないと
と強迫観念で動いていました。
でもこのやり方は、
「がんばり方を間違えていました」
だって、これでは自分も周りも
苦しくなってしまいます。
自分が変わることで
成長する息子を見て
嬉しく思いましたが
深い心の奥では
息子を自分の期待通りに
コントロールしたいだけでした。
コントロール(支配)は、
大げさな表現ですが
息子のために頑張る
=息子への依存です。
自分のために
生きていないのです。
息子は今春大学を卒業し、
一般企業に就職しましたが
コロナ禍の影響で遅れ、
6月に家を出ました。
一番上の子だからかもしれませんが、
正直喪失感に包まれました。
感情が大きく揺れました。
頭では自分の人生を生きると
取り組んでいましたが
どこか上滑り
あらためて私は、
息子のためにがんばる母で
生きていたことを
実感しました。
しかし、私の母が私に対して
そのように感じていたとしたら
違和感を覚えます。
これから先は、
「まずは自分の力でやってみるよ」
と言いたい
母には母自身の人生を送って
幸せであってと願います。
なぜ、そのようなやり方を
してきたかというと
子どもの頃の思い込みがありました。
子どもの頃の私は
共働きで忙しかった母に対して
もっと構ってほしかった
一緒にいたかったと思っていました。
子どもの頃の心の隙間を埋めるように
理想の母親になろうとして
息子の世話を焼きすぎ
子育てに依存していました。
母に対して
足りないものばかりに目を向けて
あたりまえに与えて
育ててもらってきたことを
見ようとしませんでした。
子どもの頃の心で
子育てをしてきたので
うまくいかないことだらけでした。
フラクタル心理学を学ばずに
今も息子の世話を焼くことを
生きがいにしていたら
息子は一生世話の必要な子
になっていたかもしれません。
親として自分を育てなおすと
息子が成長しました。
今頃ですが、
ようやく息子からの卒業です。
自分が変わることが
まず先でした。
あなたは、
誰のために生きていますか?
子どものためばかりに
エネルギーを注いでいませんか?
自分の人生のために
毎日動いていますか?
今、子育て真っ最中のお母さまは
それどころではないでしょう
でもね、いずれ子育てが
ひと段落したら
自分のための人生がスタートします。
子どもの幸せを願うのは
自然なことですが
自分と向き合い
幸せな人生を作っていくと
やがて、子どもや周りの人に
その姿は鏡となって
写し出されるでしょう
・・・
2021年2月
またここから大きく変わり始めます。