被害者と加害者 | からだと心を大切に アスペ子育て母からはじまる幸せ家族の作り方

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骨盤と心のバランストレーニング
母のトータルサポート
東京町田鶴川 MOMウェルネスラボ
フラクタル心理カウンセラー
トータルマザープランナー安藤みずえ

こんにちは、安藤瑞恵です。


あなたは、人のせいにしたことが

ありますか?


子ども達を見ていて、

都合が悪くなると

すぐ人のせいにすることは

ありませんか?

子ども達の世界は、

落語のように分かりやすいですね。


私も、かつてずっと人のせいにして

生きていました。


誰かを悪者にすれば、

自分の過ちを認めず、

美化して誤魔化し、

正当化します。

だって、私悪くないもん。

それが、何か?

THE 傲慢 ⭐︎



親がこうだから…

夫がこうだから…

子どもがこうだから…

困ったあの人は、いつもこうだから…


その私自身の姿が、

子ども達や周りの人を写し、

鏡として現れていることも知らずに…


親に~されたから、こうなった。

だから私の人生は、こんなに困難なのだ。

恨み節歌っていました。

ヽ(´o`;



自分で親を悪者、加害者にして

私は可哀想な被害者にした

自作自演のストーリー。


その仕組みが分かってくると、

バカバカしさを通り越し、

自分の愚かさに

_| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○



親に~された、

その理由は何でしょう?

子どもの頃の、都合が悪い記憶には、

一切蓋をして

なかったことにしていました。


そんな、些細な子どもの頃の勘違いが、

被害者意識の種になり、

大人になってからも

同じパターンを延々と繰り返す。

こんな風に

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目の前に、いつも似たような

タイプの人が現れる。

まるで、違う着ぐるみ着ているが、

中身は同じパターン⁈



未成熟な私の子ども心は、

怒りや悲しみを叫んでいました。


行動しなくても

誰かを責める気持ちがあれば

思考で人を攻撃しています。


そして、気づかぬうちに

外へ向けた刃が、

自分に困難な出来事となって

舞い戻ってくる仕組み。


仏教的な解釈で、

自分が出したものしか

返ってこないとあります。


呼吸のように

自分が吐いた息を

吸うだけです。


本当に成長したい、学びたいと

今までの自分と決別の覚悟を

決めました。



かつての私は、母に怒りや恨みを

ぶつけていました。



ある日、母と電話で話しました。

いつまでも、このままではいけないから

学び、変わろうと思う。

と伝えました。


「あんた、まだそんなことやってんの?

恨みたければ、いつまでも恨んでいて

いいからね。」



母の深い言葉です。



どんな私であっても

お構いなく、


昔から

当たり前に

いつものように

私が無理してないか、

健康に気をつけて、

身体を大切にしろ。

孫達はみんないい子に

育っていて嬉しい。

そればかりです。


母を恨むことにより、

私がどこか苦しみから

救われるのであれば、

喜んで悪者を引き受ける、

そんな母の姿でした。


長い長い間の勘違い。

私を傷つけてきた母は

加害者。


傷つけられてきた私は

可哀想な被害者。


大きな間違いでした。


必死に働き、手塩にかけて

育ててきた娘に恨まれ、

悪者を引き受けてきた母は

決して加害者ではありません。


私が、悪者を作り出していた

加害者でした。


心を受け取ると書いて

愛ならば、

私は、母の心を

受け取らないできました。

愛を知らない人間でした。


これからは、

心を受け取ると決めました。



コインの裏と表のような

加害者と被害者。

あなたは、裏を見ますか?

表を見ますか?

そう見たい意図は何ですか?