素晴らしい本との出会いました!
目次はこちら
- 伝え方にも技術があった!
- 「ノー」を「イエス」に変える技術
- 「強い言葉」をつくる技術
「伝える」技術を教えてくれる一冊
【伝え方が9割】
佐々木 圭一(著)
この本は自分から相手の心を引きつけ、伝える技術を惜しみなく書いてくれている本です。
ここでは、もう少しだけ詳しく要約していきます。
「ノー」を「イエス」に変える技術
まずは、本の中から心に響いた言葉を紹介します。
いちど知れば、伝え方は
一生あなたの武器になる
この本で紹介されている本の内容を、レシピ通りにつかっていく。
一週間意識して使うと、それが身につきます。
私は会話や文章を書く作業は、けっして得意ではなくむしろ苦手なほうです。
この本の内容をマスターして自分のものにして、自分の武器となってくれたら最高です
そしてこれが、3つのステップです。
- 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
- 相手の頭を想像する
- 相手のメリットと一致するお願いをつくる
相手の好きなこと
「ノー」を「イエス」に変える王道です。
あなたの求めることをストレートに言うのではなく、「相手の好きなこと」からつくる。
本の中から一部紹介します。
相手をデートに誘うときは、どうデートに誘うのか?
「デートをしてください」→ あなたのメリット
これを「相手の好きなこと」からつくると、
「驚くほど旨い。パスタどう?」→ 相手の好きなことをもとにつくり、相手のメリットに変った。
デートに誘う言い方、考え方は勉強になりますよね。
親密になりたい相手がいたなら、この方法を使ってみるのは、お互いのメリットになりそうです。
嫌いなことを回避
こちらは、相手の嫌いなことを、嫌みなく相手に伝え回避する例文です。
「芝生に入らないで」 → あなたのメリット
「芝生に入ると、農薬の匂いがつきます」→ 芝生に入らなことが相手のメリットになる
芝生に入れないことをお願いする言葉です。
たしかに頭に浮かんだ言葉を伝えると、あなただけのメリットとなりますが、
ちょっと相手の頭を想像すると、相手のメリットと自分のメリットとつながることができます。
伝え方で、お互いに嫌な気持にならないですみますね
選択の自由
2つ以上の相手の好きなことを並べることで、前向きに相手が選べるようにする技術
ここでは、下記の例文が紹介されています。
「デートしてください」→ あなたのメリット
あなたのメリットしかない相手は決断してはいけないしなければいけない。
「驚くほどうまいパスタ店と、石窯フォカッチャの店どちらがいい?」
- どっち?という比較
- 相手が好きなものを選べる
これは相手にとって、ダブルメリットになります。
認められたい欲
相手の頭の中を他人に認められたいときに効果を発揮する技術
ここでは、下記の例文が紹介されています。
「残業をお願いできる?」→ あなたのメリット
「きみの企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」
→ 認めている言葉から始まっていることで、めんどくさいことをやってみようとする気持ちが生れる
人はあなた限定に人は弱いものです。
他の人が出来なくても、あなたにはできると、その人が必要と思ってくれていると思わせることが、相手のメリットになる。
強い言葉を作る5つの技術
強い言葉を作る技術です。
私も覚えて使っていきたい技術です。
強い言葉 = 人の心を動かす言葉です。
ここでは、「強い言葉を作る5つの技術」を簡単に紹介していきます。
サプライズ法
伝える言葉に驚きワードを作る方法
簡単な方法として「!」をつけることです。
好き → 好き!
カツ丼 → カツ丼!
下の文は一言「びっくり」を入れることにより感動を与える言葉です。
「今日はいい天気」 → 「びっくり、今日はいい天気」
ギャップ法
数々の人たちを感動させた言葉
「あなたが好き。」 → 「嫌いになりたいのにあなたが好き。」
ストレートに言葉を発するのではなく、あえて好きと反対のキーワード嫌いを使うことにより強いギャップが生まれます。
「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。」
(オバマは前大統領就任演説)
赤裸々法
自分の体の反応を言葉にする方法
「唇が震えてる。あなたが好き。」
唇はどうなりますか? → 「震える」
喉はどうなりますか? → 「カラカラになる」
リピート法
リピートして聞かせることで、聞き手の記憶に刷り込むことができます。
「さいた さいた チューリップの花が~」
「うまい」 → 「うまい うまい」
「うまい うまい」の方が言葉にエネルギーがあります。
クライマックス法
人の集中力は20分と言われてます。
クライマックス法は途切れかけた相手の集中力を戻し、あなたの話を一度食いつかせることができる技術です。
「これだけは覚えて欲しいのですが、~」
「ここだけの話ですが、~」
「3つのコツがあります、1つ目が、~」
まとめ
- 伝え方にも技術があった!
- 「ノー」を「イエス」に変える技術
- 「強い言葉」をつくる技術
【伝え方が9割】
佐々木 圭一(著)