昨日 母の所に寄ったら
「ちょうどよかったー!」と叔母のお見舞いに行った。
バスで行ける所なんだけど
なんせ田舎のバスって一時間一本ぐらいだから
お見舞い行くのにも一日がかりになっちゃうから。
私も 基本日曜日しか休みじゃないし。。。
叔母数年前から入退院を繰り返していたの。
すごくキリっとしてテキパキと動く人で。
一番最初に入院したのは
冬に転んで骨折した時だった。
腰を強く打ったらしくて。
その時に頭もぶつけたらしいんだけど。
その後、あんまり動かなくなって
みるみる調子が悪くなっていって。
病院に行ったら末期のガンだと。
それで治療してる間に 痴呆になってしまった。
昨日お見舞いに行った時はかろうじて母の事は覚えていたけど。
日によって全然話が通じなかったり
昔の事をよく話す、と お世話をしているお嫁さんが言っていた。
一番最初に転んだ時に
ちゃんと脳の方も見ておけば、、と家族も悔やんでいたけど。
もう70をすぎてるので 体力もなくて。
昨日行った時、正直私は叔母だと気づくのに時間がかかった。
頭もうすくなって、やせ細っていて。
あんなにキリリといつも厳しい表情をした人だったのに
見る影がなかった。
ちょっとした事が原因で
みるみる体が弱っていく。
お医者さんは 病気の事は
私たちよりも詳しいのだろうけど。
でも 私自信の事は 私が一番知ってる訳で。
私の身体と付き合ってるのは 私だけ。
だから 自分の扱い方、を ちゃんと知っておかなくては、と強く思った。
頭が痛いときは こうすると楽になる。
こんな症状が出たら こうしたらいい、
そんな ちょっとした自分の体との付き合い方。
小さなことだけど、普段見落としがちな事だけど
そんな事ってすごく大事だと思う。
頭が痛いから薬を、と 思う前に
薬は最終手段 その最終手段が効かない時に病院
と、私は優先順位の最後で 病院 なの。
ずっと続く痛みや不安な事があるなら病院へ行って
ちゃんと見てもらって 安心するってのは有効だけど。
むやみに病院に行くことは 自分にとってあまりいいことではないな、と。
インフルエンザとかの菌は別として
薬は 治す特効薬、ではなくて
基本、痛みを和らげる(麻痺させる)もの、と思えて。
麻痺させる、と 言う事は
抑え込む と いうイメージ。
私は 抑え込むよりも
上手に付き合いたい。
ブログで仲良くなった友達がいてね。
難病に苦しんでいて。
日常生活もなかなか思うようにできない状態。
その友達の話を聞いていると 色んな事を考える。
その時に思った。
100%効く薬なんて絶対ないし、
100%副作用がない薬なんてない。
薬を飲まないと生きていけないけど
極力飲まないようにしてる、と。
全部に効く薬はなくって
ここを楽にしたい時はこの薬、この症状がでたらこれ、
そうやって 自分で薬の扱いを覚えたと言っていた。
思考の整理(→この日記 )と一緒で
病気も同じで 症状をまとめたものが 病名であり
病院は その病名で薬を出す(病院によって違うかもしれないですが)
でも その病気でも日によって 痛む部分が違うと。
難病とされている病気ならよけいに
治る薬、とは考えにくい。
まださぐりの状態だから
自分の体の症状を 細かく分類して
自分で出された薬を選んで飲んでるといっていたの。
薬は 飲まなくても生活できるなら
できるだけ飲みたいくない、と。
何をするにでも
やはり一番は 知る事 なんだな、としみじみ感じた。
性格を知る 身体を知る 心を知る、
知ることで 対処方法が見えてくるのだし。
だから 自分の体をよく理解して
自分が自分をちゃんと大事にしなくては。
疲れた と 感じるなら
どうすれば疲れないようになるか考えて欲しい。
どうしようもなかったら
疲れた体はどうすれば少しでも楽になれるのか
方法を考えて欲しい。
世の中には たくさんの情報があるし
その中から自分に一番合った方法を選べばいい。
眠れなかったら
悲しかったら、、、
とにかく よくなるのなら 楽になるのなら
その方法を必死に 自分の体と相談してほしい。
自分が健康でないと
周りにいる 大事な誰かを
不幸にするんだ、って事を
忘れないでいて欲しいです。