昨日 新潟でトンネル事故があった。
そのニュースを見て 切なくなった。
以前いた会社は建設業で土木の工事もしていた。
だから新幹線や高速道路とかの トンネルの工事も請け負っていて。
その作業員からいろんな話を聞いていて。
大変な仕事だな、、と 本当に頭が下がる思いだったのを思い出した。
当たり前にトンネルの中は真っ暗で。
真っ暗の中で一日中作業をする。
空気も良くないし、時々水がどこからか出てきたり
ガスの匂いや異臭がすると生きた心地がしない、と。
トイレもないし、当たり前に近くにスーパーやコンビニなんかもないし
とにかくトンネル工事の仕事があるときは数ヶ月は
一番に体調管理、そして日々頑張ってその仕事の終了を待つ生活だ、と。
時々発狂したくなったり 大声で叫びたくなる時がある。
朝暗いうちに仕事に行って、
夜暗くなってから家に帰る。(←これは工事は冬だった時の話だから)
鬱々した気持ちになる、と。
長いスパンの工事だと 死人が出たりもする。
高い場所から落ちたとか持病が悪化したとか理由はさまざまだけど。
トンネル工事でもその中で何をしているか、で違うだろうし
全部がそうじゃないんだろうけど。
でも その話を聞いてから
トンネルも道路も
人工的に作られたものは当たり前に人の力を持って出来ている訳で。
それは 少しでも早く、今より便利に、という人のエゴで
山を削り コンクリートを大量に使い固めできた道。
快適に暮らしたい 時間を有効に使いたい
無意識の意識が いろんな事を作り上げてるんだなぁ、というか。
あ、話が脱線しちゃったわ(笑)
何がどうとかそんなことじゃなくて。
当たり前に暮らしてるだけでの
いろんな人の労力の上で今の快適さがあるんだな、と。
つくる 事は こわす ことと同じかも、と思ってしまって。