何気なく暮らしていても
1日終わる。
必ず終わる。
ツクの手術が12日と決まってから
何か、落ち着かないというか
1日、1日、その日に近づいてる不安というか。
体力的に大丈夫だろうか。。。
普通にツクに子供を作っていたらこんな事にならなかったな、とか。
ツクにあるおっぱいを全部切り取ってしまう手術。
生きててこそ、と思う半面
ツクに対し本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで。
ごめんね、って言葉しかでてこない。
得体のしれない不安。
なにかを待つ恐怖。
こんな感覚 前にも味わったことあるなぁ、、と思った。
父親が亡くなる時だ。
すでに医者から告げられた余命を過ぎたので
いつ死んでも不思議じゃないのだ、と思いながら暮らしてた時。
毎日のように 夜になると苦しそうにうなっている父。
となりにいる母は私よりももっと辛いだろう、と思いながら
私は布団にくるまって耳をふさぐようにして寝ていた。
朝最初にすることは 父への挨拶で。
あぁ、今日もちゃんと生きてる
そう思うとホっとしたり。
なすすべがない。
そんな病気だったので
得体の知れない不安は
父が死ぬまで続くわけで。
一日でも長く生きて欲しい と 思いながら
苦しそうな父を見ていると 楽にさせてあげたい とも願ったり。
死 が すぐ間近にある。
それは今日なのかもしれないし
明日なのかもしれない。
それを 笑って普通にやりすごさなければならない切なさ。
父に告知してなかったので
その「普通に暮らす」辛さは
心臓が痛い日々だった。
そうだ。
その時に感じた やるせない気持ちに
今の気持ちは 別物だけど 似てるんだ。
ツクの手術の日は私が病院に連れていく。
お休みももらったし。
一泊して、会社の帰りに迎えに行こうかと思っていたけど
一応旦那様に「お迎えにいく?」 と 聞いたら
すぐに
うん。そうしようかな。
と
即答したので
お迎えは旦那様に頼んだ。
きっと 態度や表情に出さないけど
すごくすごく心配してるんだろうし。
前にウナが避妊手術をした時
お腹に傷跡があって(術後すぐだったし)痛々しかった。
迎えに行った時にに 私にも怯えていて、
その姿が切なかった。
怖くて、不安だったんだろうな。。。。
うちに帰ってきてしばらくご飯を食べなかった。
先生から
手術のショックもあるし、ちょっと人間不信になってます、、、、と言われた。
しばらくは 私と旦那様にも近づかなかった。
ご飯も食べないので日に日に痩せてきて
傷跡もあるし 激ヤセしたので
その姿が本当に痛々しくて、、、
このままご飯が食べられなくなって死んでしまうんじゃないかと思ったほどだった。
そんな事があったので、、、
今回のツクの手術も かなり 心配、、、、。
それに 迎えに行った旦那様が 弱弱しいツクを見て
ショックを受けちゃうんだろうな、と旦那様のメンタル面も心配だったり、、、、。
1日、1日、大事に。
それしか できないんだよね。
そう思いつつも
やっぱり どこか切ないなぁ。。。。